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時事放談
藤井裕久議員(民主党)vs野中広務(自民党)。
結構厳しい言葉を言い合ってるのだけど、熱くならないのは座席の並びが恋人座り(横に並ぶ)の所為だろうか。爺さんしか呼ばない所為だろうか。
野中「(こんな甘い事ばかりいうなんて民主党がやったのは)買収選挙ですよ。国民を欺いてる」「小泉氏のあの狂った"自民党潰す"から そして麻生氏の"ちーとでも総理やりたい"というこの未練が こういう自民党の体たらくになっちゃったんですから…」
藤井「来年の参院選までに、子ども手当が出ないと民主党は負けるだろう*1
野中「天下り禁止なら、公務員は年金つくまでどうやって暮らせばいいのか考えなければならない」*2
司会の御厨貴(学者)が「小沢さん、三度の飯より選挙 好きですよね」と評してたのもクスっときた。
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サンデージャポン
東国原知事自民党大敗の原因は"変わらなかった"事。私の提言を受け入れればちょっとは違う局面になったのかな、と」
の発言を受けて即座に
テリー伊藤「東さんが総裁になってたら、もっと自民党負けてたかもしれない。東さんに頼る自民党が情けないって事で」
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候補が足りなかったのでは?の問いに
渡辺喜美(みんなの党)「金が足りなかった*3。1人あたり供託金が600万円。選挙運動も大体1500万円くらいかかる」 
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ディスカバリーチャンネル紹介。
「エレベーターのワイヤーが切れて地面に激突した時、ジャンプすれば助かるか」を検証。
廃ビルのエレベーター・ダミー人形を使用。スプリング付き椅子に座らせ、激突の瞬間にスプリングを作動させ上に人形を飛ばす。
結論:助からない。激突時の速度は85km/h。ジャンプしても上方向には3km/hにしかならないので。差し引き82km/hでほぼ変わらない。

*1:もう少し正確に書くと「来年の参議院選挙の頃には『ああ、子ども手当てが出てきたね』と いうぐらいの事をしないと、私はまた同じ道を、今の自民党と同じ道を歩むと思います」

*2:天下り禁止なら官僚は定年まで居座るから政府歳出は増える」と高橋洋一が言ってたな http://d.hatena.ne.jp/perfectspell/20090702/p8

*3:冗談で言っている可能性もあり。

鬼龍院花子の生涯 (文春文庫) 
「鬼龍院花子の生涯」宮尾登美子(図書館)を読む。面白い。
高知のヤクザ小説。宮尾登美子は初めて読む。
どんなヤクザでも最低なんだなー、という話。人間味があってもヤクザはヤクザ。普通と地続きであるぶん駄目さがわかる。
フィクションかと思って読んでたら、山口組が登場。半フィクションなのか。
安芸盛(労働運動家)も実在の人物らしい*1。ヤクザが労働運動を応援するのは意外な流れ。スト破りで潰す側ばかりかと思ってた。高知特有の"ヤクザ→労働運動"かと思ったが、マーロン・ブランドの「波止場」(映画)も そんな話だっけか。
感想リンク G★RDIASさん

*1:wikiに記述がないけど。

ウルトラ・ダラー 
ウルトラ・ダラー」手嶋龍一(図書館)を読む。途中放棄。
国際謀略小説。著者は元NHK佐藤優(元外交官)が対談で誉めてた人。
砂利を噛んでるような読み応えの文章は良いとして、偽札話からズレてく後半から読み飛ばし。偽札メインの方が良かったんじゃないだろうか。
小泉首相の訪朝や金正男のディズニーランド訪問についても言及あり。
しかし、外務省筋の実在のモデルを こういう風に小説化してしまうというのは どうなんだろ。小説以外で書けば良いのに。
外務省にとって「公電が全て」というくだりは面白かった。その官僚の外交判断が正しかったかは後世の審判を仰がねばならないから、公電は正しく記録されねばならない、という話。
戦前の松岡洋右外相は訪欧し ヒトラー等と会談したが、日本側は記録を残さなかった。ドイツ側は「醒めた筆致で」「追従する」松岡外相を記録してたとの事。
…とはいえ、日本の制度だと"事後何年したら一般公開"のルールが事実上ない*1ので、"後世の官僚の審判"でしかないんじゃないだろうか、と読んでて思ったが。 →公電リンク
感想リンク 石屋川乱読さん
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