Mojolicious入門



  1. Perl



  2. Mojolicious

Perlの代表的フレームワークMojoliciousを使ったWeb開発の入門です。

use Mojolicious::Lite;

get '/' => {text => 'Hello World!'};

app->start;

WindowsでもLinuxでもどんな環境でも動きますよ。「CGIで嫌な思いをしたなー」そう思っている方、今なら「Mojolicious」があります。

1. Mojoliciousの特徴

「Mojoliciousって小さなWebサイトくらいしか作れないのかな」そんな疑問があると思います。実際は、Mojoliciousは、小さなWebサイトから初めて、どんどん成長させていくことができます。

Mojoliciousは

    1. Webサイトを簡単にすばやく作成できる
    2. Webサイト作成に必要な機能の一式を提供
    3. 大規模なWebアプリケーション開発にも対応

という特徴を持っています。

Mojoliciousでは「Webサイト作成に必要な一式の機能」が提供されています。

    • テンプレート、パラメーターの取得、フォーム処理、URL作成
    • セッション、クッキー、WebSocket、非同期I/O、認証
    • SSLJSON、Webサーバー

「テンプレート機能」を使って、すばやくHTMLが書けます。「パラメーター」も簡単に取得で、「セッション」もデフォルトでサポートされています。「非同期I/O」に対応しているので、サービス開始後に高負荷になっても、対応できます。

作りたいWebサービスはありますか。効率的で保守性の高いWebアプリを作成するなら、Mojoliciousがぴったりです。

2. Mojolicious入門

ではさっそくMojoliciousのインストールから初めてみましょう。その後、実際にMojoliciousを動かしてみます。

2.1 Mojoliciousのインストール

Mojoliciousをインストールする手順を解説します。

2.2 Mojoliciousで「Hello World」と表示してみよう

一番簡単なHello WorldアプリケーションをMojoliciousで作ってみましょう。

use Mojolicious::Lite;

get '/' => sub {
  my $self = shift;

  $self->render(text => 'Hello World');
};

app->start;

記述の説明や実行の仕方は一番小さなWebアプリケーションをご覧ください。

Mojolicious入門では「HTML」や「CSS」の知識は持っている前提で記事を書きます。もし最低限の「HTML」や「CSS」をまだ知らないという方は HTMLの基礎CSSの基礎を参考にしてください。

2.3 インターネット上での公開

「Webサイトを作成したらすぐに公開したい!」こう考えてうずうずしますね。

もっとも簡単な方法として「さくらのレンタルサーバー・スタンダード」を使って、アプリケーションが公開できます。さっそく公開してみたいという方は、さくらのレンタルサーバー・スタンダードでアプリを公開するをご覧ください。まだ、公開せずに、先に進めたいという方は、後で読んでもよいです。

インターネットで自分が作成したサイトが動く喜びは格別です。ぜひチャレンジしてみてくださいね!

Mojoliciousリファレンス

 Mojoliciousリファレンスでは、Mojolicious入門で紹介できなかった、さまざまなテクニックを紹介します。Mojoliciousは、非常にカスタマイズ性の高いフレームワークで、それをサポートする機能が豊富です。

 Mojoliciousを使いこなせるようになれば、効率的にWebサイトやWebサービスを作れるようになります。機能の新しい発見もあるかもしれません。

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Mojoliciousサンプル

 Mojoliciousを使ったサンプルを紹介しています。

Mojoliciousドキュメント

 Mojoliciousの公式ドキュメントです。このドキュメントにはMojoliciousのすべての機能が記載されています。わからないときは、ここをいつでも参考にしましょう。