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2018年08月06日

msys2をWindowsにインストールしてPerlを使う

  1. Perl
  2. インストール

msys2をWindowsにインストールしてPerlを使う方法を解説します。

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msys2(エムシスツー)は、Windows上でLinux風のシェル環境を提供するツールです。PerlはUnix生まれですので、Unix/Linux風の環境で開発をしたいという要望があります。

msys2なら、ls、cat、tar、gitといったLinuxコマンドを利用することができますし、UTF-8も正しく表示できます。

POSIX互換レイヤーがありますので、Linuxでの起動を前提とした、Mojoliciousの開発サーバーも正しく動きます。

msys2のインストール 10分

msys2をダウンロードしてインストールしましょう。

msys2のダウンロード

msys2をインストールしましょう。64bit版Windowsの場合は64bit版のmsys2を、32bit版のWindowsの場合は32bit版のmsys2を利用しましょう。

現在(2018年)では、たいていのWindowsは64bit版かと思われますので、普通は64bit版で大丈夫なはず。以下の解説は64bit版を前提に行います。

一番上にあるのが、最新版です。クリックして、msys2をデスクトップに、ダウンロードしましょう。

msys2のインストール

デスクトップにあるmsys2のアイコンをダブルクリックします。

次へを押していくと、インストールが始まります。3分くらいかかりますので、待ちましょう。

完了を押すとmsys2が起動しますが、いったん右上のバツを押して終了させましょう。

msys2の二回目以降の起動

msys2を一度閉じると、次は、どこから起動したらいいんだろうと迷いますね。

Windowsのスタート−メニューのアプリケーションの一覧からmの目次を探すと「MSYS2 64bit」のディレクトリがあります。

その中に

  • MSYS2 MinGW 64bit
  • MSYS2 MINGW 32bit
  • MSYS2 MSYS

がありますが、「MSYS2 MSYS」を起動しましょう。msys2には、3種類の起動スクリプトがありますが、Perlを正しく動かす場合は、Linuxの再現性が最も高い「MSYS2 MSYS」を選択します。

これを間違うと正しくPerlの環境が整えられないので、注意してください。

他の二つは、Windowsネイティブアプリを開発する場合に利用するようです。

デスクトップにショートカットを作成しておくと起動が便利です。その場合は「右クリック」「その他」「ファイルの場所を開く」から「MSYS2 MSYS」を「右クリック」「コピー」して、デスクトップで「貼り付け」です。

Perl環境構築 20分

msys2でPerlを利用できるようにします。PerlとPerlで必要となる開発環境の一覧をまとめてインストールしましょう。

pacmanはmsys2のパッケージマネージャーです。

pacman -S perl perl-CPAN msys2-devel make libcrypt-devel

インストールするか聞かれるので「Enter」を押して進めましょう。何を聞かれても「Enter」で大丈夫。

以下がインストールされます。これが、Perlを正しく動かすために必要な最小限の環境です。

  • perl (perl)
  • cpan (perl-CPAN)
  • gcc (msys2-devel)
  • make (make)
  • crypt.h (libcrypt-devel)

ここで一度右上のバツを押して、ターミナルを閉じて、「MSYS2 MSYS」再起動してください。これがないとPATHの設定が正しくされず、cpanコマンドが正しく動きません。

Perlがインストールされているか確認しましょう。

perl -v

以下のように表示されれば、インストールされています。

This is perl 5, version 28, subversion 0 (v5.28.0) built for x86_64-msys-thread-multi
Perlスクリプトを実行

msys2のユーザーディレクトリは以下の場所になっています。ユーザーディレクトリの下にPerlスクリプトを配置しましょう。

C:\msys64\home\ユーザー名

カレントディレクトリを移動。

cd C:\msys64\home\ユーザー名

ここに「test.pl」というファイルを作成。以下を記述しましょう。

print "Hello, World!\n";

Perlスクリプトを実行してみましょう。

perl test.pl

以下のように表示されれば、Perlはうまくインストールされて、プログラムが実行できています。

Hello, World!
CPANモジュールのインストール

Perlの環境が正しく構築されているかを確認するために、ピュアPerlで動くMojoliciousとXSで書かれているJSON::XSをインストールしてみましょう。

初回はcpanを自動設定するか聞かれるので「Enter」で進めましょう。

cpan Mojolicious
cpan JSON::XS

このインストールが確認できると作業は終了です。お疲れさまでした。

お願い

msys2は定期的にアップデートされて、パッケージ名やアップデートコマンドが変わったりするので、この手順でうまくいかない場合は、コメント欄かTwitterにてお知らせください。

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