ピーターの航海日誌

アラ還おじさんの雑記Blog

思重奏


1986年、8ビットパソコンのワープロ機能はどうしようもないレベルの時代。友人の呼びかけで、仲間たちが、短文・詩・イラストなどを持ち寄り「思重奏」という冊子を作りしました。そして出来上がったものを友人、知人に配布したのです。パソコンがそのレベルですから、ほとんど手書きの作品で、すべて手作りでした。
二号の表紙を書いてみないかと言われて、その場で僕が書いたのがこの写真の表紙です。思いを重ねて良い響きがでればと名付けられた「思重奏」にかけて、バイオリン2本、ビオラ、そしてチェロを書いてこれで四重奏。でもね写真も何も見ないで書いたので、どうしてもチェロのネックというか指板が太いのです(笑)。普段見慣れている、コントラバス風になってしまいました。いまなら、楽器の写真もググれば何とかなる時代、時代の変化を感じました。
だけど、人は何かを誰かに発信して、それをそれなりに全部でなくて一部でも受け止めてもらいたい生き物なんですよね。この後メールマガジンを出したり、WEBサイトの構築を生業としたり、いままたこのようなBlogを書いたり・・・。面白いですね。やっていることはテクノロジーの変化で表面的に変わっていますが、中身は何にも変わっていないですよね。
「思重奏」そのものは、3年ほどで終了しましたが、投稿した仲間とはいまだにお付き合いがあります。素敵な仲間たちです。その一部は、僕のBlogを見たりTwitter を見てくれているようです。ありがとう!