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二面楚歌 断章

2012-02-27

乃木坂46「ぐるぐるカーテン」雑感

可愛い娘が選り取り見取りであれば構わない向きには好評らしい乃木坂46であるが、送り手の了見に拘る私はどうにも受け入れ難い。

無論メンバー各位には何の罪も無く、AKB48 やら bump.y やら幾多のアイドルとアイドルファンを泥靴で踏み躙ってきておいて(乃木坂の客も現在進行形で酷い目には遭っているようだが)いけしゃあしゃあと「公式ライバル」などと抜かすソニーが悪いことは判っているのだけれど、どうにも虫が好かない。

どうにも虫が好かないので「坊主憎けりゃ」式に遠ざけてきたのだけれど、PVの評判が良いので見るだけはみてみる事にした。

で、どうなったかと言うと、ハラワタが煮えくり返っている。


先日「AKB48 のソニー時代って、何か良いことあったんですか?」と訊かれて「何もかも碌でもなかったけれど、楽曲は良かった。」と答えたのだけれど、この曲も楽曲の出来は貶しようが無い。

最近の AKB48 のシングルなんざ鎧袖一触、非常に出来が良い。

"The Sound of Music" の子供の部屋着を思わせるカーテン生地みたいな衣装、彩度を抑えた教室の風景、スーフィズムの回旋舞踊の如く長目のスカートの裾をひらめかせて廻る振り付け、PV も良い。


出来の良いものを見て、何故ハラワタが煮えくり返るかと言うと、それは矢張りソニーと言う会社のオタンコナス振りを目の当たりにしてきたからであって、また同じような不幸が繰り返されることへの暗い予感、キング移籍以来似たような曲を(AKB48が)宛がわれ続ける事への苛立ち、楽曲の良さが恨めしさに拍車を掛ける。

更にはソニーが売り出し損ねた事で旬の時期を逃したあの娘やこの娘の顔が脳裏にちらつき、どうにも落ち着かない。


"The Sound of Music"で喩えると、物語終盤迄のトラップ一家は、パフォーマンスも楽曲も素晴らしいのだけれど、ナチ公の手先なのである。

限りなく不可能に近いとは思うが、乃木坂46がソニーの軛から逃れて何処かへ移籍するか、もしくはソニーが前非を悔いて遣り口を改めるか、どうにかなってくれる事を願ってやまない。