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二面楚歌 断章

2012-11-18

別箇に進んで別箇に撃て 〜俺アワードのすゝめ〜

年末に「アイドル楽曲大賞」なるイベントがあるとのこと。

ハロープロジェクト方面の客が始めたハロプロ楽曲大賞からの派生イベントで、ハロプロ楽曲は「ハロプロ楽曲大賞」に、それ以外のアイドル楽曲を「アイドル楽曲大賞」に。

昨年までは同日開催だったが、今年から日を分けてやることになったとか。

そのあたりの経緯と、私のこのイベントに対する疑義と否定的見解については主催者側のブログの当該記事(と、それぞれのコメント欄)を参照のこと。


傀儡音楽:アイドル楽曲大賞開催によせて

Idolpops for Girls:アイドル楽曲大賞開催によせて


昨今のアイドルは既に網羅的に捉え得る規模には無く、無理に網羅的に捉えようとしても零れるものは当然有る。

それを前提に可能な限りの営為を積み重ねて然るべきところ「最初のリストから漏れることはありえないんです。」と胸を張ってしまう。

これは主催者の総意ではなく、主催者に名を連ねる一人の勇み足であったのだけれど、「自分の知らないもの = 無価値」と決め付けがちなのは人の世の常。

そんな態度をあからさまにしてイベントを打つ脳天気さには寒気すら覚えるのだけれど、痛い目に遭って学べば良い。


無理に網羅的に捉えようとするより、身の丈にあったことを為した方が楽しいと、私は考える。

ノミネートリストと睨めっくらをせずとも、それぞれが自らの知っている範囲で判断を下して、それぞれの「俺アワード」を決めれば良い。

アイドル楽曲大賞の投票にあたって付記出来る選考理由コメントは400文字以内となっているが、思い入れの有るアイドルや楽曲について書き出したら400字で足りよう筈も無い。

書けるだけ書いたほうが楽しいのは自明の理。


こうした大掛かりなイベントに乗っかって「集合知」だか「衆愚痴」だかのご利益に与るのが楽しい連中はせいぜい乗っかって楽しむが良いし、糞でも喰らえと思う向きは手前ぇでやりゃ良い。


それぞれが、それぞれに、別箇に進んで別箇に撃て。

墨田ペトリ堂墨田ペトリ堂 2012/11/23 01:38 そちらのブログで提示されたイベント趣旨だけを読んでいれば、ここまで腹は立ちませんでした。
(事実、読んだ後は沈静化しつつあります。)
"あれ"がポンっと出た影響と言うのは、書いた本人は全く理解していないようですが相当なものでした。

コメント欄ではエントリーリストの件に絞りましたが、それ以外の話も。

他からの指摘もあると思いますが、投票を伴うイベントでは常に何らかの思惑の力が働きます。
主催する側にその気が無くとも、利用主義的に関わろうとしたり、デッチ上げた権威を結果に押し付けたりする事は十分あり得る。
(AKB48やSKE48の投票系イベントが、地方アイドルコンテストのようなものやアイドル横丁のなにやら投票イベントが、グループやメンバーや楽曲の人気をそのまま反映している訳ではないことは、傍から見ているだけでも判ると思います。)
そしてそれに対する警戒心は皆無と言って良い。


で、大概私が好きなアイドルは大衆的な人気を獲得していない。
それがピンセットで摘まれて、人気投票イベントの坩堝に投げ込まれる。
悲劇でしかない。


傀儡音楽のあのエントリに示されたのは彼の個人的見解だったかもしれない。
しかし、あのエントリの考え方(絵に描いたような衆愚)はアイドル楽曲大賞を是とする人々の典型例であるようにも思える訳です。

「数=価値」「未知=無価値」

支持者の少ないもの、知らないものへの根拠の無い見下し。
知り合いとそうで無い者への扱いの差。

未知なる物への知的好奇心がまるで感じられないし、私の大切なものが踏みつけにされる予感しかしない。

多分、彼(彼ら)には永遠に私の懊悩や煩悶は理解出来ない。

>わたしはこういう催しは面白いし、あっていいと思っています。
>毎年やってよかったと思っているので、今後もあってほしいです。

・・・と言うワクワクが私には全く感じられないのです。

墨田ペトリ堂墨田ペトリ堂 2012/11/23 15:04 「アイドル楽曲大賞」と銘打ち、楽曲人気投票だと認識してされていて、人気投票的な形式を採る以上、「順位は付随してくるもので、本質は「きっかけのための共有の場」である」と捉えるほうが難しい。

人気投票として捉えた参加者は「数=価値」「未知=無価値」と受け取りかねない。

他人の内心に関しては顧慮せず、自らの内心については固執する者が壇上から高説を垂れる。

まぁ、不愉快要素しか思いつかないですね。
これは第一印象の問題でもあると思いますが、第一印象が傀儡音楽の放言で裏打ちされて確かなものになってしまった。

墨田ペトリ堂墨田ペトリ堂 2012/11/26 01:46 先ず申し上げておきますと、きちんと考えられた投稿は、長文でも迷惑ではありません。

既に売れているグループ・個人は別として、まだ売れていないところは売る為に必死なのです。 何をやっても客が増えないジレンマを事務所もメンバーも抱えています。
「アイドル楽曲大賞1」に実態としての権威が有っても無くても、売り文句にはなり得ますから、利用できるものは利用します。
それは責められない。

自転車操業以前の事務所にも、見て・聴いて楽しいアイドルはいるのですが、なかなか人の目には触れない。
これは「数=価値」「未知=無価値」と言う図式だけでなく、ガッツキ既得権益を守りたい客の囲い込みであったり、様々な要因があって埋もれている。
それを掘り起こして情報を共有しようとする行為は否定しませんし、有った方が私も有り難い。
しかしそこに投票による格付けが絡んでくれば話は別です。
上記の理由でどうしても思惑や利害は絡んでくる。

ハロプロに軸足を置いているとあまり見えないとは思いますが、プレアイドル業界に寄生する連中は、何かと言うと投票系イベントを打ちたがる。
そういうものに、私は心底辟易している。
直接的な投票でなくとも、接触系イベントでの動員やグッズ売り上げやら、活動の全てが万人の万人に対する闘争であると言っても良いのです。

それを知っていれば「きっかけのための共有の場」に態々投票を持ち込むような脳天気な真似はしないし出来ないのだけれど、やってしまうところにハロプロ客の無意識な傲慢さを私は見る訳です。

だから私には「きっかけのための共有の場」であるようには感じられないし、見に行きたいとも思えないのです。結果もどうでもいい。
なので私の第一印象での「糞喰らえ」「勝手にやってろ」は変わっていませんし、来年あろうがどうだろうが、イベントとして「きっかけのための共有の場」である為の工夫がなされなければ(なされないと思う)沈黙はするかもしれませんが肯定はしないと思います。