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二面楚歌 断章

2014-02-15

自己実現に失敗した大人達の失われた人生を押っ被せられるアイドルの不幸についての一論考

LinQ が派生ユニットにロックをやらせると聞いて厭な予感はしていたのだけれど、予想を更に下回る酷いのが出てきたので、驚き呆れている。


シーナ&ロケッツの「レモンティー」をカバーしたと言う事になってはいるが、知っている人は知っている通り「レモンティー」の元ネタは The Yardbirds の "Stroll On" もしくは "Train Kept A Rollin'"

(・・・だと思っていたが、事情は更に複雑らしいのだけれど、それはさておき)

「レモンティー」はシーナ&ロケッツの代表曲の一つではあるけれど "オリジナル" ではない。


LinQ はイベントを撮影可にしておいてアップロード禁止にするなど、権利絡みではケツの穴の小さい事を言う割に、他人様の権利に関してはどうでも良さそうなのが不愉快の一つ目。


メンタイロックの遺伝子がどうのこうの言う癖に、カバーする曲の選択が雑なのが不愉快の二つ目。

虎の威を借りる割に、狐としての矜持に欠けるのではないか。


歌っているのがどこからどう見ても生娘じゃないから洒落になっていた発情した男女のあれこれを、まだ赤飯も炊いてないような小学生に歌わせる悪趣味が不愉快の三つ目。

セルジュ・ゲンズブールがフランス・ギャルに仕掛けた悪戯とは別物の、善意に基づいたお仕着せなのだから始末が悪い。


これで伸び々々歌っていれば救いも有るのだけれど、変則的では有りつつも教えられたことしか出来ない角兵衛獅子の哀しさ、メロディーラインをなぞらずに歌っていても其処に自由は無く、外すことに囚われてしまっている。

厭々やっているようには見えないが、矯められてしまっているのは矢張り痛々しい。

これが四つ目の不愉快。


バックを固める連中も下手ではないのだけれど、仕上げが悪いのか音が薄っぺらのスッカスカ。

ロック畑の人が手がけるアイドルの楽曲は、どうも出口が弱いと言うか、スピーカーやヘッドフォンから出力した際に聴く音としての調整が疎かであるように感じられることが多いが、それにしても酷い。

これが五つ目。


ミュージックビデオがモノクロームの色合いが分かっていない奴が作った単なる「色抜きカラー」なのが六つ目。


色々書き連ねたが、何が悪いのか一と言で片付けてしまうと

「野暮」だ

と言う事。


自己実現に失敗した大人たちが、果たせなかったあれこれを付託するようなものは、アイドルに限らず碌な物が無い。

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