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ふぉと彩時記

2016-10-20

通草

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※この写真は玉手のり子さんから頂きました。

「あけび」と読みます。約6センチの楕円形で熟すると果皮が裂けて黒い種子を多く含んだ白い果実が見える。果肉は甘いんだそうです。

《あけびの実軽しつぶてとして重し/金子兜太》

2016-10-19

秋深し

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※この写真は中塚恵美さんから頂きました。

秋もいよいよ深まってきた感じ。ちょっとさびしげな感じがしたりします。

《秋深き隣は何をする人ぞ/松尾芭蕉》

2016-10-18

竜胆

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※この写真は丸山智慧子さんから頂きました。

リンドウ科の多年草。9〜11月に筒状の鐘形の花を数個つけます。青紫色の花は日が翳ると閉じてしまうそうです。

《りんだうの午後は目を閉づ花時計/秋元不死男》

2016-10-17

秋気

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秋の気配、秋の清々しさをいいます。

《夢殿の一角ごとの秋気かな/森口千恵子》

2016-09-19

子規忌

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※子規庵の糸瓜(へちま)だそうです。

9月19日は俳人正岡子規の忌日だそうで、糸瓜忌、獺祭忌とも呼ばれています。新聞帰社だったみたいですね。

《叱られし思ひ出もある子規忌かな/高浜虚子》

2016-09-13

蟷螂

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※この写真は加納裕さんから頂きました。

これもまた難しい感じですが「かまきり」ですね。「とうろう(たうらう)」とも「いぼむしり」とも言います。頭が逆三角形で前足が大きく鎌のようになっている昆虫です。交尾の際、雌の蟷螂は雄の蟷螂を食べてしまうと。よかった蟷螂じゃなくてw。

《逆光に透く蟷螂がこちら向く/川崎展宏》

2016-09-12

螽斯

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※この写真は丸山智慧子さんからいただきました。

読み方は「きりぎりす」です。キリギリス科の昆虫でイナゴに似ていて、チョンギースとおもに昼間に鳴くそうです。「機織(はたおり)」ともいうそうです。

《きりぎりす時を刻みて限りなし/中村草田男》

2016-09-08

花野

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※この写真は玉手のり子さんから頂きました。

秋に咲く草花、一面に咲く野原などをいいます。華やかさもある反面どこか淋しさも感じさせるのは秋という季節のせいなのでしょうか♪

《昼は日を夜は月をあげ大花野/鷹羽狩行》

2016-09-06

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※この写真は岡島愛さんから頂きました。

ブナ科落葉樹の実、見たことも食べたこともあると思います。剥くのがちょっと面倒w。

《三つほど栗の重さを袂にす/篠田悌二郎》

2016-08-18

初秋

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秋のはじめ、立秋から八月のころを言う。まだまだ暑い日が多いものの、空や雲行きなどにどことない秋の気配を感じだします。「はつあき」とも読むし「しょしゅう」とも読むし、「秋はじめ」などと言ったりもします。

《水に手をつけて貴船の秋はじめ/山上樹実雄》

2016-08-17

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水滴が空中に浮いてくもって見えにくくなる現象、状態で、春だと朧、秋だと霧と言うようですね。

《落葉松(カラマツ)は霧を淋しと立ち揃ふ/富安風生》

2016-01-25

七竃

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※この写真は川越歌澄さんからいただきました。

秋の季語だけどもらった時期、写真がいまだったので冬の時期のアップでごめんなさいね。バラ科の落葉高木樹で夏に白い小さい花が咲いたあとに赤い実を結ぶそうです。赤い実だけが残っているのも風情があるとのこと。実が固くて七度竃に入れても燃え残るところからこの名がついたとか。

《実の艶の雪にさきはふななかまど/深谷雄大》

2015-10-27

べったら市

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※この写真は秋田さんからもらいました。

《雨のこるべつたら市の薄れ月/水原秋櫻子》

旧暦の十月十九日に江戸の大伝馬町から小伝馬町までの通りに立った浅漬けの大根の市だそうです。もとは日本橋の宝田恵比寿神社の宵宮に恵比寿講用の神仏などを売る市だったとのこと。麹がべったりついている大根を売ることからこの名になったようです。
いまでも新暦の10月19、20日に宝田恵比寿神社を中心に、夜遅くまでにぎわうそうです。

2015-10-21

銀杏

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秋になるとイチョウの木の下、周りの臭いにおいの元となる銀杏。踏んじゃって靴の裏についてしまった時などはもうタマランチ会長ですw。でも焼いたり茶碗蒸しに入れたり、食べるとおいしいのよね〜♪

《銀杏を焼きてもてなすまだぬくし/星野立子》

2015-10-20

菊人形

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その名の通り、菊の花に衣装をまとった人形。明治末期までは千駄木の団子坂が有名だったそうで、それ以降両国国技館でも大規模に開催されていたそうです。現在は各地の公園、境内などで菊人形展が行われています。

ちなみに下記の句は、この菊人形を見て詠んだものです♪

《菊人形咲けど笑へど寂しけれ/津野利行》

2015-10-18

秋澄む

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※この写真は丸山智慧子さんからいただきました。

《秋澄むや湖(ウミ)のひがしにもぐさ山/森澄雄》

秋は空気が澄んで景色もすっきり美しく見えますよね。大気や空気が澄むこの季節を表す季語に「秋澄む」という季語があります。

2015-10-08

芋煮会

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仙台に先輩がいるので知りましたが、東京ではあまり聞かない「芋煮会」。宮城、山形方面などでは秋の行楽行事として川原などで盛んに行われています。里芋や肉、野菜などを入れ鍋を囲んで楽しむ。まあのりとしては秋にやるバーベキューに近い感じなのかなと思います。
節分の恵方巻きじゃないけど、時代とともにじわじわ関東や全国区に広まっていくのかもしれませんね。

《新婚を芋煮会にて祝ひけり/津野利行》

2015-10-07

薄紅葉

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※宮城県仙台市の秋保大滝

十分に紅葉する前のまだ色が整わない色づきはじめた紅葉を言います。

《谷下りて水に手ひたすうすもみじ/細見綾子》

2015-09-30

水澄む

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※写真は門田慶之氏撮影、阿部さんのご実家の写真だそうです。


《水澄みて二十戸と家かたまらず/茨木和生》

秋は空気が澄み万物美しい季節ですが、池などの水もことさら澄んで水底まではっきり見えたりします。「秋の水」を称賛するような季語ですが、それと比べるとより感覚的な感じがする季語かと思います。

2015-09-16

無花果

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イスラエルや地中海沿岸に広く分布しているらしいですね。花が見当たらないまま実がなるということで「無花果」と名がついたようです。ちなみにひらがなで書くと「いちじく」です。

《無花果割る親指根元まで入れて/小澤實》