Hatena::ブログ(Diary)

ふぉと彩時記

2016-10-20

通草

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※この写真は玉手のり子さんから頂きました。

「あけび」と読みます。約6センチの楕円形で熟すると果皮が裂けて黒い種子を多く含んだ白い果実が見える。果肉は甘いんだそうです。

《あけびの実軽しつぶてとして重し/金子兜太》

2016-10-18

竜胆

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※この写真は丸山智慧子さんから頂きました。

リンドウ科の多年草。9〜11月に筒状の鐘形の花を数個つけます。青紫色の花は日が翳ると閉じてしまうそうです。

《りんだうの午後は目を閉づ花時計/秋元不死男》

2016-09-06

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※この写真は岡島愛さんから頂きました。

ブナ科落葉樹の実、見たことも食べたこともあると思います。剥くのがちょっと面倒w。

《三つほど栗の重さを袂にす/篠田悌二郎》

2016-07-24

メロン

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※この写真はMari Hataさんからいただきました。

ウリ科の一年草の実、原産はアメリカだそうです。日本には明治のころに入ってきたとか。高級なイメージのある果物ですよね。実は私、大人になるまで食べられませんでしたw。

《あどけなさ残るくちびるメロン食ふ/津野利行》

2016-07-23

蓮の花

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※この写真は川越歌澄さんからいただきました。

ハス科の多年生水草で、池や沼などに早朝咲いて四日ほど美しく大きな花を咲かせているみたいですね。

《蓮の花遠くにばかり見えてをり/久保ともを》

2016-07-14

木下闇

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※この写真は女流棋士の船戸陽子さんからいただきました。

夏木立の鬱蒼と茂る中は昼でも暗く闇のようで、その様を木下闇(こしたやみ)と言います。

《街騒に隣り合せの木下闇/多賀たか子》

2016-07-02

青鬼灯

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※この写真は丸山智慧子さんから頂きました。

まだ外側の外苞が青い未熟な鬼灯のこと。秋に赤くなり、だまって鬼灯と言うと秋の季語となります。

※以前書いた鬼灯
http://d.hatena.ne.jp/photo-saijiki/20120808/1344384159

《青鬼灯少女も雨をはじきけり/石田波郷》

2016-06-27

紗羅の花

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※この写真は丸山智慧子さんから頂きました。

ツバキ科の落葉高木で別名は夏椿だそうです。6〜7月頃、直径5〜7センチの椿に似た白い花を咲かせ、1日経つと首のところからぽとりと落花してしまうそうですわ。「しゃら」とも「さら」とも読むようです。

《地に落ちて沙羅はいよいよ白き花/山口草堂》

2016-06-10

睡蓮

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スイレン科の多年生水草。7月頃に直径数センチの蓮に似た花を咲かせます。白や黄色、桃色などの花が咲くそうです。在来種の「未草(ひつじぐさ)」は沼地に自生して6〜9月頃に白い清楚な花を咲かせるそうです。花は未の刻(午後二時)に開くと言われこの名がついているそうです。

《漣の吸ひ込まれゆく未草/西村和子》

2016-06-06

青山椒

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※この写真は丸山智慧子さんから頂きました。

ミカン科の落葉低木樹。秋に熟するけど、夏のまだ青く小粒のものを青山椒というそうで、辛味を楽しみ、また佃煮などにもするそうです。ちなみに初めてみましたw。

《櫛に水つけて髪梳く青山椒/鈴木節子》

2016-06-05

泰山木の花

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※この写真はKikoEtsuko Matsuiさんから頂きました。

モクレン科の常緑樹で六月ごろ直径15センチほどの白い大きな花を空に向かって咲かせるとのこと。葉は長さ12〜25センチほどの楕円形で艶があるんだそうです。北米が原産で明治初期に渡来したとのこと。

《水迄も匂ふ泰山木の花/星野椿》

2016-06-02

京鹿子

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※この写真は丸山智慧子さんから頂きました。

バラ科シモツケソウ属、国産の多年草だそうです。6、7月頃、茎の頂上部分にピンク色の粒状の花を咲かせます。京都で染めた鹿の子絞りに見立ててつけられた名前だそうで、とても優美な感じですよね。ちなみに私はこの写真で初めて見たし、初めて知りました。

《京鹿子活けて銀座の鳩居堂/立脇操》

2016-05-31

桜の実

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桜の花を愛する日本人もなかなか桜の実は見たことがあるひとは少ないのではないでしょうか。私も先月初めてみましたw。梅雨のころに赤黒くなるそうです。

《桜の実わが八十の手を染めし/細見綾子》

2016-05-24

苜蓿の花

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※この写真は中塚恵美さんから頂きました。

続けて春の季語となりますが、これはみなさん読めますでしょうか?そして何のことだかわかりますでしょうか?そうです、写真を見てもらうとわかると思うんですが、クローバーと言った方がなじみがありますかね。漢字の読み方は「うまごやしのはな」と読みます。四葉のクローバーを見つけると幸せになると言いますよね、この写真にも実は写っているようですよ♪

《クローバに青年ならぬ寝型残す/西東三鬼》

2016-05-21

蚕豆

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※この写真は中塚恵美さんからいただきました。

空に向かって直立するので蚕豆(空豆)というそうです。まだ青いうちに収穫し、中の実をゆでて食べるのが一般的ですね。

《皿二つそらまめとそらまめの皮/行方克巳》

2016-05-07

丁字草

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※この写真は丸山智慧子さんからいただきました。

この植物は多分見たことがないというか、目に止まったことがないと思います。名前も初めて聞いたかどうかというところ。「ちょうじそう」と読むようです。キョウチクトウ科の植物で5月ごろに青紫色を茎のいただきに咲かすそうです。
例句もとても少ない植物ですわ。

《丁字草甘さうに咲きにけり/正岡子規》

2016-04-15

翁草

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※この写真は丸山智慧子さんからいただきました。

キンポウゲ科オキナグサ属で、本州、四国、九州の低山地や川原に自生する多年草だそうで、「おきなぐさ」と読みます。花は釣鐘状の赤紫色で、花期が過ぎると白い毛におおわれた実をつけるんだそうですが、それが老人の白髪を連想させることから、漢名「白頭翁」が和名の「翁草」となったようです。近年は絶滅危惧種に指定されているそうです。

《高原の雨やむ湿気翁草/飯田蛇笏》

2016-04-07

片栗の花

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※この写真と下記の句は、小酒井あゆみさんから頂きました。

山林の斜面の半日陰のところに群生するユリ科の多年草。紫色の花を下向きに咲かせるちょっと変わった見栄えの花です。古くは「かたかご」と呼ばれ万葉集にもその名は登場するとのこと。

《大勢の一人にあらず花かたくり/小酒井あゆみ》

2016-04-06

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※この写真は丸山智慧子さんからいただきました。

「すみれ」と読みます。スミレ科スミレ属の多年草で、東アジアの日当たりのよい野山に自生しているとのこと。別名が「相撲取草」と言うそうですわ。三色菫(パンジー)はヨーロッパが原産の園芸用の品種だそうです。

《菫程な小さき人に生れたし/夏目漱石》

2016-03-29

クロッカス

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※この写真は斎藤信義さんから頂きました。

南ヨーロッパなどが原産のアヤメ科の球根植物だそうです。春に咲くものと秋に咲くものがあるらしく、春咲きのものを「クロッカス」と言うそうです。じゃあ秋はなんなんだろうかw?黄色、白、紫など可憐な花を咲かせます。

《並びゐて日向日陰のクロッカス/本井英》