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送別自転車

自分の出生の町で、何かの会合で呑んでいる。どうやら自分が送別されるらしい。明らかに自分より先輩なヒトが沢山がいるのだが、何故か自分が最古参と言うことになっている。あちこちに挨拶していると、自転車泥棒が出没していると言う話になる。呑み会がお開きになり、自分の自転車を確認しに行くと、無い。近くの自転車屋に訊いてみるとそこの老女将が「あの型は今は無効なので悪いとは思いましたが処分させて頂きました」。ものすごく凹む。更に続く女将の話によればその型は自分の生まれた年に生産開始されたらしい。仕方なくバス停の向かいの2回の喫茶店でやっている2次会に行く、皆コーヒーを飲んでいる。