026:『闇の中の黄金』半村良

闇の中の黄金 (角川文庫)

闇の中の黄金 (角川文庫)

 嘘部三部作「闇の中の系図」「闇の中の哄笑」の真ん中。「哄笑」を先に読んでしまったので。やっぱり好みでもある政治話の「哄笑」のが面白かったけど、歴史系であるこっちも意外と悪くなかった。嘘部シリーズであることを知って読んでいるからかも。
 邪馬台国の九州説がポイントなので、久し振りに「ヤマトトトヒモモソヒメ」という字を見る。こっちでは「ヤマトトトビモモソヒメ」で、内田康夫『箸墓幻想』を読んでた時点では「ヤマトトト/ヒモモソ/ヒメ」って切ってたけど、正しくは「ヤマト/トトビ/モモソ/ヒメ」という切り方をするらしい。
 日記検索したら松本清張『火神被殺』というのにも出てくるようで、漢字は「倭迹迹日百襲姫」。てか読んだの全然記憶にない。あと読み物としての日本書紀はアリだけど、歴史としてはどうなのか。
★★★☆☆

 上記本を探しに行ったら半分くらいの品揃えでパンフだけもらってきた。
 昨日の夜、電車に乗っていたら突然髪を切りたくなったので、切ってきた。最初はとにかく短くベリーショートも辞さない覚悟でございましたが、襟足の長いわさわさ頭に。
 id:maki-ryuさんのところで紹介されていてずっと気になっていたhttp://www.geocities.jp/kansai_queer_film/のチケットを購入。気になりつつも初めてなので、関西セレクション日本Queer短編に決定。
 新人研修の延長みたいな仕事なので逆にクタる。明日は休みだー!