角川100冊意思表示と読む本

 角川100冊の21番、小川洋子「偶然の祝福」読みます。
 あと、

036:『石の血脈』半村良

石の血脈 (ノン・ポシェット)

石の血脈 (ノン・ポシェット)

 代表作なので読め読めと言われ続けてやっと読んだ。狼男とか吸血鬼とか。そういうのに興味あるというか下地がある人はかなり面白いと思う。初期だからか性描写がいまいちワンパターンな気が。特権階級の考え方が、このほんの場合ちょっと特殊にならざるを得ないんだけど大方こんな感じなのかなぁとか思ったり。
★★★☆☆

035:『オルファクトグラム』井上夢人

オルファクトグラム(上) (講談社文庫)

オルファクトグラム(上) (講談社文庫)

オルファクトグラム(下) (講談社文庫)

オルファクトグラム(下) (講談社文庫)

 井上夢人が気になってるときにid:kowagariさんのオルファクトグラム - おれはおまえのパパじゃないを読んで、読んでみた。嗅覚の視覚化。ニオイが像になって見える。未知の感覚を表現できるのはすごいなあ。読了後ちょっと物の匂いを想像したりして。あと、玄関の鍵は閉めんといかん。
★★★☆☆

034:『デマ 実験小説集』筒井康隆

 ISBN不明。この時代にはなかったんだろうか。面白かった。「家」は好きな感じ。「デマ」は表題作だけあってか小説の形態をしていないけれど、ガイドがあったりして逆に理解はしやすい。
★★★★☆

033:『おとなの自由研究』林雄司, 大塚幸代, 住正徳

おとなの自由研究

おとなの自由研究

 デイリーポータルZの本。最近おかもちの後日談http://portal.nifty.com/koneta05/09/01/01/index.htm:titileがあった。私は業務用ソフトクリーマーと粉に憧れる。
★★☆☆☆