2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧
縄文時代 ・60万年以上前 日本列島に人が住み着く ・1万年前までの氷河の時代(寒冷な氷期と比較的温暖な間氷期が何度も繰り返し)から温暖化へ ・20歳代の死亡がほぼ半数。50歳まで生存する人は少ない。人口維持のために複婚制 ・早期 2.0万人 ・…
中国 前三世紀〜二世紀 戦国時代末〜漢代 「儀礼」、「礼記」 儒教が冠婚葬祭の基準を構築。 招魂の儀礼(死者の霊魂を呼び戻る) 11世紀後半 宋代朱熹 朱子学 人は誰でも学んで聖人になりうる。 「家礼」。冠婚葬祭の儀礼を簡略化して、庶民に開放。 没後…
これまでの経緯 03/05(土) 23:45 突如、無職が波平の立てたスレ「慈悲2.0」に対してスクリプトによる空白レス埋め立て荒らしを開始。 http://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/philo/1456664690/708-1000 波平、スレを複数立てて回避するも、無職は次々とス…
放射能汚染のような穢れへの恐怖 日本人は、穢れていないものや、汚れていないものを一番素晴らしいと考えます。 穢れのないものが真実であり、正しいもの、美しいものであるとしたのです。 放射線は遺伝子を破壊する恐ろしいものですし、放射性物質は広範囲…
死を捧げる インディアンの上述の取引において、名誉の観念が果す役割もまた重要である。 首長個人の威信やそのクランの威信が、債権者が債務者に変わるような形で、消費したのや、また受け取った贈り物よりも多くの物をお返しするという義務に、これほど密…
近世以前 世間 「世間」は仏教的な世界の意味か世の中一般を指すことが多い。 「万葉集」の中に「世間」を作った歌が45首。漠然と社会全体をあらわす。 中世から近世 世間 個人に対して圧力をかける厳しい「世間」が形成されてきた。 統一政権が成立し流動…
1 仏教思想史 2 贈与交換論 3 日本人の慈悲エコノミー 4 クールジャパンと慈悲
慈悲のエコノミーによって、日本人の特徴を説明する。 清らかさと穢れ、自主性(わびさび)、甘え、世間、おもてなし(無償サービス)、武士道、商人道。 慈悲2.0 慈悲2.0へのアップグレードをお願いします。 http://d.hatena.ne.jp/pikarrr/20160121#p1…
武士というタレント 武士を理解する重要な一つが、その人口に占める割合からもわかるように、彼らがいまで言う「芸能人」のような存在だったということだ。すなわち注目を浴びる特別な存在。だから彼らの不思議な行為は基本にパフォーマティブに理解しないと…
ようするにボクが言いたいことは2つ。一つは、日本人の贈与交換は慈悲型であると言うこと。二つめ、慈悲型を更新しよう。「日本人である故に日本人ではない。」モースの「贈与論」で有名なように、贈与交換は信頼を作り、集団を作り、闘争を生み、権力関係を…
貧困の金融商品化 BS1スペシャル「マネーの狂わせた世界で 金融工学者の苦悩と挑戦」(http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/2443/2409179/index.html)が面白かった。アメリカの金融工学がソーシャルファイナンスの金融商品化を進めている。各国の金融…
1)ミクロレベルの贈与交換 集団内のエコノミー 贈与は、贈られる者に心理的負債と返礼の義務を負わせる。逆に捉えれば、贈与者になるということは、相手の上位にたつことなのである。・・・モースにとってそれは、交換の原因をなす精神的な基礎、すなわち…
1)「甘えの構造」と慈悲 甘えという語が日本語に特有なものでありながら、本来人間一般に共通な心理的現象を表わしているという事実は、日本人にとってこの心理が非常に身近なものであることを示すとともに、日本の社会構造もまたこのような心理を許容する…