原作信者が映画『逆転裁判』を視聴

※ゲームも映画もパンフレットも地味にネタバレ注意。

レイトショーの時間帯に1000円で観ても有り難味無いだろ！

しかも観終わる頃には日付変わってるし！　ゆるゆりアルバムフラゲできｎ（ｒｙ

…と言う事で奇跡的に残業片付いて間に合いそうだったのでレイトの前の回に行って来ました。

映画『逆転裁判』は、名作ゲームの呼び声高い「逆転裁判」シリーズ1作目のキャラクターやストーリーをベースに構築。監督は、世界中からその才能が高く評価され、つねに新作が注目される日本映画界きってのヒットメーカー、三池崇史。「クローズZERO」シリーズ、「十三人の刺客」などで見せたケレン味たっぷりな演出とＣＧやＶＦＸといった斬新な映像表現を駆使し、観る者を惹き付けるアトラクティブな法廷バトルを描き出している。

映画『逆転裁判』公式サイト

自分は全シリーズプレイしている要は逆裁信者な訳ですが、思いのほか楽しめた。

あんまり期待しないで居たのもあるかな？ｗ　そもそも実写ってのがあんまり…ね…。

誰が得するのか分かったもんじゃない。作ってる側の自己満足で終わってるんじゃね？

実写版を機に原作に触れる様な人が居るのか、そこがいつも疑問で。まぁこんなもんかと

実写版で満足して終わる→俄ファンの出来上がりみたいな。原作そんなんじゃないのに何か

勘違いされて終わったらそれ最悪にも程があるだろー、と言った感じで悪いイメージしか無いの。

で、映画『逆転裁判』ですが…。

サザエさん、ちびまる子ちゃん、デスノート、って個人的な実写の成功例に入れても良い。

135分って短時間でゲーム1本を再現するだけでも大変だろうに、あの再現率は予想外だった。

「くらえ！」って“つきつける”のとかどうするんだろと思ったけど、机をバンって叩いたら証拠品が

ドンと出る演出とか普通にカッコイイし。「あーこうなったか〜」てな具合で安心して観ていられる。

でもやっぱり尺足りてない感じは拭えないな〜。ドラマで数回に分けてやれば或いは…ｗ

原作未プレイだと少しキツイかな。内容頭に入ってないと。改変も相俟って駆け足過ぎる。

でもまぁ、ちょいちょい見られるキャラとかシナリオの改変はそこまで気にならないかな。

自分が気になったのは狩魔検事が丸い件…色んな意味でｗ　迫力が無くなっちゃって残念。

真宵ちゃんの再現度より気になった位。真宵ちゃんは前髪もう少し長ければもっと良くなるのにｗ

迫力と言えば似た様なものか、疾走感も無い気がする。尺足りず詰め込んで駆け足展開って

それ、原作のあの畳み掛けるスピード感とは全然別物だぞ。言わずもがな。疾走感とは言わない。

あと雰囲気暗くし過ぎてる気がしてBGMも…って、なんだかんだダメ出し多いなｗｗ

いやいや違うよ、あれだけ見事な再現度なんだから惜しいなーもうちょっとだけどうにか

ならなかったのかなって気持ちからだよ！ｗ　機会あれば2も映画やれば良いと思ってるよ！

もちろん良いなと思ったところもちゃんとあって。

特に良いなと思ったのは灰根高太郎に関する描写全般。何気主人公みたい。

あれは良い原作補完と言うか実写ならでは。冤罪がもたらす何たるかーってのも訴えかけてる。

同じく灰根に関してサユリさん！　あれ完全に実写でやってのけるのは素晴らしいｗｗ

動物用いたシーンなんて当たり前の様にCG使ってそうだけど全部本物なんて凄過ぎる。

今作における名シーンっつったらサユリさんで決まりだ。実際あんなにシュールだとはｗｗｗ

傍聴席にタクシューさん居たり、ファンサービスも多々、

何より原作愛が無いとこれだけの映画には出来なかったろうね。

それが確認出来て概ね満足。次もあると良いなと思える。…褒め過ぎか？ｗ

止めようｗ　既プレイの方はあんまり期待しないで見ると良いよ多分（

未プレイの方は是非とも原作をば！　GBA(DS)でオススメって言ったら断然、逆裁です！

劇場にも原作置いてあったら幾らか売れるだろうに何故トイレットペーパーを置くのか…ｗ

逆転裁判 (小学館文庫)

文庫本(520円)とパンフレット(600円)だけ買ったけど…まさかけいおん！の4文字を

目にするとは思わなかった。パンフはインタビュー豊富だし普通にマストバイかもね。

…さて、結局逆裁大好きだからキリ無いんだ、相変わらずまとまらないけどこの辺で！