【通関士】当然の報い

試験日。会場はリバティタワー。しかし外はひどい雨。池袋とかなら普通に電車で行くことにするところだが、中途半端な近さが災いして自転車で決行。濡れた。
試験教室は、早めに申し込んだのが良かったのか1階の教室でした。リバティタワーはやたら高いので下手に会場が15階とかになってしまうと移動がめんどくさいんです。エレベータがあるのは良いけど、混んでるし。受験者層は思ったより若めでちょっと驚き。学生の間で人気の資格だってのは本当だったのね。しかし君ら通関士とってなんかいいことあんの?通関業務に従事したいの?人のこと言えないけど。
通関士試験は、「通関業法」「関税法等」「通関実務」の各科目の短答式問題、記述問題のそれぞれで6割以上得点しなければならないという非常に厳しい試験です。6割って数字自体は別に大したこと無いけど、全部の科目で万遍なくとらなきゃいけないのでちょっとしたミスが命取りになりかねないのです。
1科目め「通関業法」は思った通り楽勝だったので即行途中退出して、一番のネック「関税法等」の過去問を休み時間に必死に頭に詰め込む。「関税法等」は短答式は良いけど記述問題にかなり不安があったので。でも実際受けてみると、「関税法等」も実は簡単だった。当たり年だったのかも知れないが、模擬問題とかよりはるかに簡単だった。やっぱああいうのは難しめに作ってあるのだなあ。
関税法等」を途中退出すると最後の「通関実務」まで2時間くらい間がある。「通関実務」の記述問題、輸出申告書と輸入申告書の作成は絶大な自信があることもあって「通関実務」用の問題集は持ってこなかったのだが、暇だったので三省堂に行ってちょっとだけ問題集を手にとって解いてみたりした。その後ファーストキッチンで昼食を摂ったが、階段でつまづいて飲み物をこぼしてしまった。これが不幸の前触れだったのかも知れない。
果たして「通関実務」の問題にはかなり苦戦した。記述問題はまあ普通に解けたのだが(それでも例年よりは難易度が高かったと思う)、選択式問題が的確に僕の弱いところをつついてくるような問題で、まともに解けた問題が半分くらいしかなかった。ちゃんと問題集持ってきて昼の休み時間に少しでも最終確認をしておけば。というか昨日もっとちゃんと勉強しておけば良かった。と後悔してももう遅い。分からない問題は適当に答えて、適当に帰る。濡れる。
20時。LECのホームページの解答速報。自己採点。果たして、「通関実務」の選択式問題が10問中5問しか合ってなかった。この時点で夢は潰えた。「通関業法」「関税法等」は余裕で6割合っていたのだが。「通関実務」があと1問合ってさえいれば。しかも「通関実務」の間違っていた問題のうち1つはすげー単純な間違いをしていたみたいだし。
通関士の合格基準「全科目の短答式・記述式のそれぞれで6割以上」というのは去年の話で、今年のに関しては「現時点では公開しないが、合格発表の時には公開する」となっており、まだ落ちたと決まったわけじゃないけど、多分ダメだろうな。来年もう一回受ければ多分受かるとは思うけれど…。そういえばいつぞやに受けた【貿易実務検定】も1点足りなくて落ちたけれど、僕にとって貿易業界は鬼門なのかなあ。
しかし通関士試験がダメだったとなると、僕の夏休みは一体何だったのかなあ。得られたものは【国内旅行業務取扱主任者】だけなのか?

【いろいろ】というわけで

今年はロクな資格とれてないぞ?数も少ないし(現在のところ6個。2002年は8個。2003年は12個。スコア資格は除く)。こんなペースじゃ資格100個なんて夢のまた夢だぜよ。あー通関士とっときたかったナー!ということで、少なくとも【基本情報技術者】【マンション管理士】【管理業務主任者】は死んでもとらないといかんです、ええ。見てろ。