Rocco's log ~プログレ好きの警備員 trader with 社労士~

社労士試験、投機関連(大阪金先物が中心)その他諸々。このブログのトレードに関する箇所は、僕の勝手な相場観を書いています。価格も僕の予測に過ぎません。内容の正確さに最善は尽くしていますが、一切の責任を負うものではありません。売買は必ずご自分の判断で行って下さい。また、記事中で氏名の敬称は原則として省略しています。ご了承ください。

10日に、今年度の社労士

試験の合格発表がありました。結果はもう多くの人が知っていると思うので詳しくは書きませんが、ざっくりいうと、合格率で7〜8%前後、合格者数で3000人前後という水準(今年はいずれもちょっとこれより低いですが)は、現在の社労士試験を取り巻く様々な環境から考えると、居心地の良い数字なのかな、という感じがします。多すぎると質の低下を招く恐れが大きくなるし、少なすぎても、会の運営や関係各方面に対する影響力の維持も出来なくなります。もちろん受験生としては、別の意見もあるでしょうが。
僕も今までは、上級と速修の2クラスを受け持っていましたが、今年は速修だけで、かつ、クラスを重複している人もいるうえ、複数回受験での合格者も多く、こういう人は受験校を複数経験している可能性もあるので、誰の講義で、あるいはどのクラスで合格したと考えること自体が、あまり意味を持たなくなっているのかもしれません。
ということで、多少時間も出来たので、ここ数か月間、ある労働事件についてかかわる機会を得ました。僕は特定社労士ではないので、前面に出て紛争手続代理業務としてこれを行う事は出来ません。そこで、その方から尋ねられたときに僕の意見を述べる(報酬もない)という形しか取れなかったのですが、なかなからちが明きません。そこで、特定社労士の方のHPを色々探して、労働者側での実績がありそうな人を探しましたが、これが見つかりません。結局、力になってくれそうな社労士が県内で一人見つかり、その方と僕がサポートを行い、相手方との交渉や手続書類の作成は全て当該労働者が独力で行い、数か月に及ぶ戦いの結果、ほぼ労働者側の主張を認めさせる事が出来ました。徹底的に証拠を集めたうえで論理的な組み立てを行う作戦が奏功しました。
しかし、普通の労働者が普通の主張を通すことに、これほど骨が折れるとは!