ロック総研

ロック好きなおっさんです。音楽と13歳・12歳・11歳の年子三兄弟の子育てについて語ってます。

視点

現在ではわからないことが、
後になって合点がいくことは
世の中たくさんあると思う。


仕事もそうだし、人間関係もそうだし、
本もそうだし、音楽もそう。

On Fire

On Fire


GALAXIE 500の音楽は初めて聴いた高校生の頃は理解できなかった。
けれど印象的なジャケ写だけは気になってたし、
理解できる時が来るのかなと思っていた。
初めて聴いたのが17歳ごろだから、
24年振りに聴いたら気持ち良かった。
モわーんとした音像とけだるい歌声。
モわーんとしつつしっかりと音がなっている。
歌は下手だけど、甘いメロディが美しい。
このパターンの人が大好きなのは何でだろ。
歌はへたなんだけど、魅力的な歌を歌う人。
ジミヘンもニュー・オーダーのバーニーもそうだしね。
不思議な魅力である。


ジョージ・ハリスンのカバーIsn't It A Pity が秀逸。
気だるいギターのカッティングをバックに
調子外れで、朴訥に歌われるので妙に元気が出る。
イケイケではなく、気だるいのに元気が出る…
何だか不思議なバンドである。