Hatena::ブログ(Diary)

ping-pong-puppy ドッグトレーナー見習い日記

2011-11-25

冬がきたー。

| 22:14


夏から始めた短期のつもりの派遣のお仕事が

ながびいてながびいて、気づいたらもう冬でしたよ。はやいよ。

震災とデザイン会社の退職がかさなって、

ぽっかりした、というかぼんやりした毎日を送ってた(とまわりは言う)ので

毎日通えるところがある、というのはじつは身体にいいのかもしれない。

「犬」とか「トレーニング」とかもうホニャララな日々だけど

もうひとつの好きなことができてるから満ち足りています。

犬とデザイン、好きなことが少なくともふたつあってよかった!


あと、残念だったこと。

ここに引っ越してから毎年あらわれてくれた「物体X」。

http://d.hatena.ne.jp/ping-pong-puppy/20100916/1284620321

今年の夏はでてきてくれなかった。

梅雨のじとじとが終わって、いっきに「ピカッ」と晴れなかったから?

来年の梅雨明け、待ってるからね。

来年はきっとiPhoneだから。キレイに写してあげるからでてくるんだよ?


北陸わんの里親探し

http://hokurikuwan.blog22.fc2.com/

ベルタに続いて、スコも旅立ちました。

犬は過去を思い返してはクヨクヨしない。

未来を嘆いたりもしない。わたしは犬のようになりたい。


「ベルタ虹の橋を渡りました」

http://hokurikuwan.blog22.fc2.com/blog-entry-347.html

「スコ、虹の橋を渡りました」

http://hokurikuwan.blog22.fc2.com/blog-entry-378.html

2011-09-25

【北陸わん】ベルタ基金へのお願い

| 18:09


おしらせ追記の追記(かなしいおしらせ)

ベルタ、旅立ちました。

残された犬たちは元気に暮らしています。

犬と暮らしたいな、と思ったらショップの子犬のほかに

「成犬を迎える」という選択肢もありますよ。

成犬なので自分に合った性格かどうかちゃんと見極めることができます。


*******************


このBlogの冒頭に固定していた「北陸わん」のおしらせ追記です。

この施設にいる犬は現在17頭になりました。

数頭いたジャーマン・シェパードのなかの最後の一頭、

ベルタの体調が思わしくありません。

詳しくは下のリンクをお読みください。


北陸わんの里親探し

★ベルタ基金へのお願い

http://hokurikuwan.blog22.fc2.com/blog-entry-297.html

(9月24日にはスコも痙攣発作、の記事……ずーん)


そんななかでも、うれしいできごとがあります。

黒柴のシバオくんが新しい家族のもとへトライアルにでかけました。

写真をみるとちょっと緊張顔のシバオくんですが……

自然たっぷりのすてきなところみたい。ご縁がありますように!


北陸わん」のブログを読んで関心をもってくださったかたへ。

どうか支援をお願いします。犬好きのお知り合いはいませんか?

ご自身のブログにリンク、という支援もあります。

里親探しが始まって一年です。もっと支援の輪がひろがりますように。

北陸わんの里親探し

http://hokurikuwan.blog22.fc2.com/


北陸の片田舎の元繁殖場に適正な飼育環境がないまま

見捨てられた犬達が暮らしてます。

施設に預けたきり引き取りに来ない飼い主や、

施設に捨てていく飼い主もいました。

現在、繁殖する事は無くなったこの施設は営業を続けていますが

犬を飼育する事に慣れていない

施設スタッフの管理はとてもずさんなもので

どの犬の状態も良くありませんでした。

現地で個人のボランティアさんが中に入りほぼ毎日施設に通い、

飼育環境を整えている最中で、施設スタッフも

協力的に指導に従ってくれるようになりました。

ボロボロだった犬も少しずつ治療を始めています。

昨今の経済事情から経営は思わしくないようです。

経営者の方は、これ以上犬達にお金をかける余裕もなく、

また【犬を飼育すること】についての

価値観の差が大きいのが現状です。

施設と話し合いのもと、

新しいお家を探していくことになりました。

当初の40頭以上の状態から現在は20頭台にまで数が減り、

レスキューをお手伝いくださった方たちや

お届けなどで協力をしてくださった皆様のおかげです。

北陸わんの里親探し サイトより)



ピンポンパピー ドッグトレーナー見習い日記

2011-07-17

犬にやさしいリードワーク#1

| 15:34


7月9日(土)、川上さとえさんのセミナーに参加してきました。


★ドッグウォーカー博士のスローライフ

http://blog.livedoor.jp/nanakailua/


川上さんはこの知的探究心あふるるBlogをほぼ毎日更新なさっていて、

これを寝る前に読むのが私の日課になっています。


実家でかつて一緒に暮らしていた雑種犬マリは「トレーニング」をせずとも

なぜか良い子で、「問題行動」に悩んだことはありませんでした。

トレーナーの学校に通ってから「問題行動」がどんなものかを知り、

こんなに悩んでいる飼い主さんがいるのか! と正直びっくり。

必死で実習に通い、行動学やらの本を読みあさっている当時は

「運が良かっただけ」という先生の言葉をすっかり鵜呑みにしていました。

……それにしたって。

マリのアタマが特別良かったのか?

たまたま環境が良かったのか?

日に日に疑問は深まるばかり。

そんなこんなで川上さんのBlog出合い

そこに散らばる数々のヒントを見つけたのでした。


さて、前置きが長くなってしまいましたが

今回開催されたセミナーは「犬にやさしいリードワーク」。

参考動画を見ながら川上さんの解説を聞くというかたちでした。


まずは「トレーニング」というイメージってどんなもの? というお話。

  • オビディエンス
  • 人も犬もずらっと並ぶしつけ教室
  • 最初はアイコンタクト、次にオスワリ、フセ……

その根底にあるものは 犬は命令に従わなくてはならない という考え。

トレーニングは猫だってトカゲだってできるのに、犬だけなぜ?

ひとの子供はどうなのか? 100%コントロールできるのか?

「犬には完璧であることを要求する」それははたして現実的なことなのか?

人が犬に期待することのなかには、倫理を無視した要求が多いのでは?

このあたりのことは川上さんのBlogにたくさん書かれているので省略。


ジャークしたあとに「イイコイイコ」したって痛みは同じでしょ。

だったら最初からチョークチェーンなしでできないのだろうか?

いくらおいしいオヤツを使っても犬が快適でなければ強制訓練と同じ。

オヤツをモチベーターに使った犬の頭のなかは……

「痛っ」「オヤツ」「痛っ」「オヤツ」「やだ」「オヤツ」のリピート。

これを続けると「いかにもトレーニングっぽい状況」だと出来る犬、

でも、日常生活になるとなーんにも出来ない犬になる。


では、飼い主が犬に教えるべきことはなんだろう?

  • 公共の場でとるべき行動
  • 芸、パフォーマンスではなく生活スキル
  • 興奮しない、順応性のある「安定した犬」にする

犬が学ぶべきことは?

  • 人への信頼
  • ソーシャルスキル
  • 好ましい行動のしかた
  • 家族に慣れる
  • ひとりで過ごす(とはいっても6時間程度)

飼い主が学ぶべきことは?

  • 犬の習性を理解する
  • 犬の困難を避け、犬を救い出す方法を学ぶ
  • 犬に命令するのではなく、犬とコミュニケートする(関係を構築する)
  • ハンドリングスキル(*)

*ここでの意味は、犬がストレスシグナルを出さないように扱う能力。

犬への接近のしかた、触りかた、合図の出しかた、

介入のしかた、リードワーク、などなど。


川上さんの考えでは、あるべき犬の姿は「野良犬」である。

(自分がとるべき行動を心得ている、という感じ?)

  • やたらと吠えない
  • のったらしている
  • 追いかけっこしない
  • 命令なしでも「安定している」=WELL BALANCE

ここで川上さんから、マウイ島に住むゴリラのココのお話。

ココは人間から手話を教えられていて、手話で会話することができる。

あるとき、ココに「人間になにをしてもらいたい?」と質問したそう。

するとココは「座ってほしい」と答えた。

人間が二本足で立っている姿勢は「とても怖い」らしい。

だから「座って」と。人間に近いゴリラですら立っている人間を怖がる。

犬も同じ。たぶんほかの動物も。

犬に近づく時は正面からではなく弧を描きながら身体の側面を向けて……

という説明もココの話を聞くと、なるほどそうかも。

人が感じること、犬が感じることは同じではないということに気づきます。


〈つづく〉


北陸わん。ポメラニアンチワワが預かりさん宅へ

北陸わんの里親探し

http://hokurikuwan.blog22.fc2.com/


ピンポンパピー ドッグトレーナー見習い日記

2011-07-10

どうぶつ家族の会 イベントメモ#3

| 15:21


前回までのメモはこちら。

どうぶつ家族の会 イベントメモ#1 〈第1部〉被災動物を助けたい

どうぶつ家族の会 イベントメモ#2 〈第1部〉のつづき

〈座長〉

第1部 NPO法人J-HANBS 副代表 柴内裕子さん(獣医師

第2部 アニコムホールディングス 島村麻子さん(獣医師

パネリスト

あべ動物病院 宮城県

阿部俊範さん(獣医師宮城県石巻地区動物救護センター設立発起人

阿部容子さん(JAHA認定家庭犬しつけインストラクター

かみつ動物病院 大阪府

小林周之さん(獣医師阪神淡路大震災で動物救護活動

千葉小動物クリニック 福島県

河又淳さん(獣医師福島県で動物救護活動

大通りつげのクリニック 北海道

柘野雅之(医師心療内科ASC精神医学フェロー


〈第2部〉どうぶつが人を助ける


獣医師ではなく、医師の柘野雅之さんのお話から。

テーマは「自己対象と悲哀の仕事をキーワードとして」。聞き慣れないことばですが、悲哀の仕事とは「喪の仕事」ともいうことがあり、元の表現は「mourning work」というそうです。……と、ここまでバッチリ手書きのメモがあるのですが、このあたりで集中力が途切れてしまって続きはおぼろげ(先生すみません)。ペットの存在が飼い主に与える精神的な影響についてのお話でした。ペットに自己を投影する。動物は人間とは違うので裏切ることがない。なのでひとは動物に心を開くことで安定(だったか?)を得ることができる(暴言を吐いても許される……とおっしゃっていたような)。このあたりは、ちょっと確かではありません。


続いては、柴内裕子獣医師プードルのチロマちゃん、JAHAのアニマルセラピー/CAPP活動をなさっているみなさんと犬のペアによるデモンストレーション。


CAPP=Companion Animal Partnership Program

(人と動物のふれあい活動)

公益社団法人日本動物病院福祉協会 アニマルセラピー/CAPPとは

http://www.jaha.or.jp/contents/modules/sect5/index.php?id=1

特定非営利活動法人NPO)ジェイ・ハンブス

http://www.j-hanbs.com/


はじめに「人と動物と自然との絆」について簡単な説明がありました。絆=BOND、ということで木工用ボンドの画像が大写しに。(そうか、このボンドと同じなんだ……さすがロングセラー)動物とのふれあいが双方の心身に良い影響を与えあっている。実際にどんな活動をしているのかという紹介。その後、現役で活動しているペアのデモンストレーションがスタート。Mダックスラブラドールスプリンガーパニエル。Mダックスは元保護犬だそうです。人間でも緊張してしまうようなステージの上で見事に落ち着いて指示を待つことができます。これまでのお話で「しつけがいかに大切か」ということが何度もでてきました。基本的なコマンドやハウス! のかけ声でクレート(避難所を想定して段ボール)に入ること、コマンドでシーツに排泄するなど、みんな立派にこなしていました。私が特に重要だと思ったのが「呼び戻し」。あと「落ち着いていられること」です。まずはパニックを起こさず指示が聞ける、ということが前提になるのでは? と思いました。震災避難所という初めての体験でも、できるだけ気持ちをおだやかに保てる犬=避難所で愛される犬になるような気がしました。


あとは、柴内さんの提案する「愛犬のための防災グッズ」の宣伝。人間と同じように犬用のも備えましょうという提案です。(ペットのいる飼い主さんは荷物が多くなりそうなので、筋トレ、体力作りも必須かもしれません)


いよいよ最後、コングレス宣言。主なスタッフのかたがたがステージにあがり、発起人の永田さんの挨拶。その後、被災地へおくるコンテナシェルターの壁にメッセージを書きました。「どうぶつ家族の会」サイトによると「イベントの報告は近日中にアップします」とあります。私のチャリティイベントのメモはここでおしまいですが、これからも活動はつづきます。


★どうぶつ家族の会

http://www.doubutsu-kazoku.jp/index.html


北陸のわんたち。どーんとぶっとい犬になってね(心のほう)

北陸わんの里親探し

http://hokurikuwan.blog22.fc2.com/


ピンポンパピー ドッグトレーナー見習い日記

2011-07-08

どうぶつ家族の会 イベントメモ#2

| 14:09


前回のメモはこちら↓

どうぶつ家族の会 イベントメモ#1 〈第1部〉被災動物を助けたい

〈座長〉

第1部 NPO法人J-HANBS 副代表 柴内裕子さん(獣医師

第2部 アニコムホールディングス 島村麻子さん(獣医師

パネリスト

あべ動物病院 宮城県

阿部俊範さん(獣医師宮城県石巻地区動物救護センター設立発起人

阿部容子さん(JAHA認定家庭犬しつけインストラクター

かみつ動物病院 大阪府

小林周之さん(獣医師阪神淡路大震災で動物救護活動

千葉小動物クリニック 福島県

河又淳さん(獣医師福島県で動物救護活動

大通りつげのクリニック 北海道

柘野雅之さん(医師心療内科ASC精神医学フェロー


続いて、阪神淡路大震災で動物救護活動をなさっていた小林周之獣医師

活動の理念は「決して殺処分しない」ということ。(オトナの事情でこのような理念になった……とのことですが、いったいどういうことだったんだろう)詳しいテキストは神戸大学附属図書館のサイト()で読むことができますので、ここでは気になったことだけメモします。


大地震の被災動物を救うために:兵庫県南部地震動物救援本部活動の記録

http://www.lib.kobe-u.ac.jp/directory/eqb/book/7-156/index.html


シェルターについて。震災当初はプレハブ資材が不足していたので、農業用のビニールハウスを設置して、そのなかにクレートを並べてケアしていた。その後「パドック式」のシェルターをあらたに建てて動物を収容。パドック式にした理由は「ケアする人手が少なくてすむから」とのこと。被災した家族からペットを預かるときは3ヶ月ごとに期間を区切り、何回面会に来たか? ペットの世話がきちんとできる状態にあるか? をそのつど確認して、必要に応じて里親探しをおこなった。受け入れ態勢の整っていない時期に大量の支援物資が集中し、そのほとんどが野積みされ無駄になってしまった、というお話とともに段ボールの山がスクリーンに映った。これはかなりもったいない……。少しずつ長期間にわたって届けると保存と管理の手間も少なく無駄がない。(東日本大震災緊急災害時動物救援本部は物資をどんなふうに管理しているのかな? このことはきっとわかっているはずですよね)


ボランティアについて。2万人以上のボランティアが参加(カウントされていない人も多数)。そのピークは3ヶ月後で、学生の冬休みや春休み、5月の連休はとくに人数が多かった。その後はどんどん減っていったとのこと。参加しやすい環境づくり、リピーターになってもらう工夫など。ボランティアの人数と募金の金額のグラフは比例していることから、マスコミの扱い方、世間へのアピールの方法も考える。どのように知ってもらうか(思い出してもらうか)。現場が忘れられないようにする活動のひとつが「どうぶつ家族の会」であり長期的な支援が大切、とおっしゃっていました。個人的には「マイクロチップがあれば……」と思うことが多かったそうです。

〈これからの問題〉

ボランティアと支援の減少。どのように確保するか?

仮設住宅での動物との同居(やはり難しい)

活動の終息時期。いつどのように終わらせるか?

(コストとの兼ね合い、最後の一頭までシェルターで預かるのか?)


休憩をはさんで、次は福島県で動物救護活動をなさっている河又淳獣医師

福島県原発事故の影響で、岩手宮城とはだいぶ様相が違う。行政も機能していない。仮設住宅の入居も始まっているが、実はほとんど入っておらず閑散としている。そこには「先が見えない状態での支援の打ち切り」という精神的、金銭的な問題がある。福島県では人命優先とのことで避難所への動物同行は認められていない。多くのひとは自宅にペットを置いて避難せざるをえない。「置き去りにはできない」と避難所にペットを連れてきたひとたちは、とても肩身のせまい思いをしながら車で寝泊まりしたり、避難所を去っていったそうです。


20キロ圏内に残された動物たち。だいたい3000頭が生きている。警察、自衛隊東電の社員が餌をあたえているのでわりと状態は良いとのこと。ただ、放浪が長くなればそれだけ警戒心も強くなり、捕獲が困難になりつつある。風評被害を避けるために汚染のチェックは念入りにおこなっているのだけれど、フィラリア率は50%、保護した雌犬のほとんどが妊娠している……。(これは震災原発事故以前の問題です)


福島シェルターについて。6月に民間の協力を得て福島市あづま総合運動公園に「ペットビレッジ」がオープン。ペット連れの家族がこちらに移ってきたこともあった。シェルター管理は田中先生にお願いしている……と聞こえたのですが、シェルターメディシンの田中亜紀先生でしょうか? この市民講座会場にもいらしてた(気がする)ので、たぶんそうかもしれません。画像を見る限り快適な施設のようでした。


また、放置されている野良牛、野良豚の画像も。どろんこの豚2頭が空き家になったリビングを寝床にしている画像にはちょっと驚きました。放たれているので割と元気そうに見えました。この問題に関しては「食肉でない」との理由で農林水産省が全く動いてくれないので、研究目的として種豚をつくばに移動したり、「ファーム・サンクチュアリ構想」として保護することを考えたり……と、解決策はまだ決まっていないようです。


河又獣医師がペットの健康相談会で出会った南相馬市の女性も会場にいらっしゃいました。犬や猫と一緒に避難所に入ったおひとりとして、その現状をときどき涙ぐまれながら語ってくださり「ペット同行の避難所の確保」と「ペットの管理、しつけ、動物と家族のように暮らすこと」は大切だとまとめられました。


ここまででやっと〈第1部〉終了……長い、濃ゆい。でもきっとモレてる。

〈第2部〉は「どうぶつが人を助ける」です。


北陸のわんたち。少しずつでも長期的な支援をお願いします

北陸わんの里親探し

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ピンポンパピー ドッグトレーナー見習い日記