怒濤の一週間

pinkmink2007-05-31

昨日、一番大切な人から
二度目のプロポーズをされた。
 
いびつな文字の手紙を渡された。
そこには約一年前の後悔が書かれていた。
私を失っても後悔はしないと彼はあの時、確信をもって言っていた。
だけど、一年も経たないうちに私のことが必要になったようだ。
私がそばにいてほしい
この先もそばにいてほしいと
繰り返し、子供のような下手くそな文字で書いている。
 
私はその、彼の一生懸命な読みにくい文字と
「そばにいてほしい」という言葉に
我が子を思う母のような気持が芽生え、
どうしようもなく彼が愛しくなって、
わけもわからず泣いてしまった
 

 
私は、いつか彼は私の元へ戻ってくるという自信があったけれど
あまりにも予想通りの展開だったため
不思議で仕方がないくらいだった
 
私は、彼と離れている間、彼のいない世界で
無限の可能性を知ることができた
好きになるはずのない人に恋をしてしまったり
仲良くなるはずのない人と一緒に笑っていたり
 
それを知ることができて、
それを知るきっかけを与えてくれた彼に
今は感謝できるくらいの余裕が私にはある
 
私は強くなれた気がする
 
彼以外の人でも私のことを愛している人がいること
そんな当たり前のようなことに
気付くことができた
 
 
この一年弱は意味のある期間だったと思う
今になって振り返ると、
世界を教えてくれた男の人たち、
解放感に酔いしれ一緒に騒いだ仲間たち
真剣に私のことを心配する親友
どんなことがあっても優しく見守ってくれる家族
とのキラキラ輝く美しい時間
それしか思い出せない
全てが映画のように美しくって
 
一番大切なものを失って
もう自分には何もない、何も信じられないと
失意のどん底に陥っていたけれど
そこから笑顔を取り戻せるようになった
という事実は
これからの人生に自信が持てると思う
 
25にして初めての経験
25で知っておいてよかった 
これから先は自分から死にたいだなんて思わないだろう
死んではもったいない
 
 
...とりあえず、妊娠していなかったようでよかった