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2012-12-16

30代主婦の夢と現実


平成22年の厚生労働省の「働く女性の実像」を見ると、女性の完全失業率はやや低下しました

また、年齢階級別の労働力率は、「25〜29歳」(77.1%)と「45〜49歳」(75.8%)を

左右のピークとし、「35〜39歳」を底とするM字型カーブを描いていますが、M字型の底の値は

0.7%ポイント上昇し66.2%となり、過去最高を更新しました

10年前の平成12年との比較では、未婚者の「30〜34歳」の労働力率の上昇幅は0.7%ですが、

有配偶者については10.3%と上昇幅が大きくなっています

M字型カーブの底の30歳代は、育児のために離職する女性の多い年代です

その30歳代の、子供を抱えて働く主婦が特に増えていると言えます

http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/josei-jitsujo/dl/10a-all.pdf


これと反対に、内閣府が15日発表した「男女共同参画社会に関する世論調査」では、

「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきだ」との考えに賛成する人が51.6%と2009年の

前回調査から10.3ポイント増えました

1992年以来減少してきた専業主婦希望が、反転して高くなりました

賛成は各年代でいずれも前回より増加しており、中でも20代は19.3ポイントの大幅増です

20代は未婚が多いので、願望だと言えます

記事にあるように東日本大震災の影響もあるでしょう

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1502G_V11C12A2CR8000/


先の調査結果と照らし合わせると、ちょうど逆になっていることがわかります

現実には、30歳代の、幼児を抱えて働く女性は増加傾向にあります

専業主婦希望でも、望むと望まざるとに関らず働く主婦が増えていると言えます


家庭回帰願望が強まっているのは、働かざるを得ない苦しさの反動かもしれません

現実には就労している女性が、妻は家庭を守るべきだと答えているのです

であれば、よけい主婦が働きやすく、応分に報われる環境整備が大切です

特に育児との両立には公的支援が欠かせません

それは、できれば家庭にいたい、という願望を否定するものではありません

人生は思い通りにいかないことがいくらでもあります

どんな時も生活しやすい社会環境の整備が必要です

家庭回帰願望と就労支援は、相反するものではないと思います

女性がついた方がよいと思う職業のトップが政治家です

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1502G_V11C12A2CR8000/

政治家でなければ政策を変えられないからでしょう

女性の生活を考えた政策立案能力、実行力が望まれていると思います


民主党より保守の自民党は、生活保護の削減を公約し、就労を促しています

貧困家庭、母子家庭もその影響を受けます

年金受給年齢も今後上昇し、金額は下がります

児童手当(旧子ども手当)は制限、減額され、高校無償化も見直されます

緊縮財政は、いやおうなく女性の就労を促進します

家庭回帰を支援することはできません

就労支援、環境整備、不本意な労働を希望する労働に、変えていく以外ありません

2012-03-24

無知なフェミ嫌い


女性は恋愛と結婚が大好きで、今も昔もそれがファンタジーの中心を占めており

ハーレクインロマンスとエッチがデフレでも売れます

男性がフェミニズムに怯えるのを見ると、心配しないで、と言いたくなります

現実に男性の仕事がないこと、収入が減っていることが最大の問題です

王子様が増えれば女性は幸せなので、王子様が増えてほしいと願っています


フェミニズムが結婚を否定するというのは、正しくありません

フェミニズムには、結婚を肯定する保守的なリベラル・フェミニズムと、

根本からの社会変革を求めるラディカル・フェミニズムがあります

http://digitalword.seesaa.net/article/257778678.html#more

ラディカルなフェミニストには、結婚しているフェミニストは嫌いと言う人もいます

結婚し子供もいるダブルインカムの高収入男性には、働くのが嫌いで結婚に逃げる

男の寄生虫みたいな女は嫌いだ、と公言する人もいますので、なかなか複雑です

男性が専業主婦を嫌い軽蔑するため、女性が本心を口に出せない場合もあります

素直に専業主婦を望んで見合いしても、男性がを認めず断わるケースもあります

一方の問題とは言えません


前置きが長くなりました

体力がないために専業主婦になった女性を、働いて子育てしてきた姑が軽蔑し

事あるごとに批判する場合もあります

「恐怖の快楽」(ぶんか社)再録の『たった一人の戦い』は、そうした家庭の

嫁の葛藤を描いています

恐怖の快楽 2012年 05月号 [雑誌]

恐怖の快楽 2012年 05月号 [雑誌]

家庭にいる嫁も、自分にできる努力を精一杯しているつもりですが、

なかなか認めてもらえず、折り合いが悪くなっています

しかし姑が解雇されたことで自殺を図り、関係が変化します

働く、ということは、まず生活のため、生きる糧を得ることが目的だとしても

それに尽きるものではありません

姑も、会社と縁が切れても、やるべきことはあると、嫁の努力を見て気づきます

お金と仕事を同一に見ることで、敵対関係になるのは、本末転倒だと思います

もちろん、お金がなくて困るなら、報酬を得られるように努力するのが当然ですし

働いても給与等の待遇に合理的理由のない差別があるのは問題です

無知なフェミ嫌いが、女性を低所得にするプロパガンダに利用されるのは困ります

2010-05-11

母のダブルバインド


子供の頃、親がモデルになったかどうかは、人それぞれだと思います

親にひどい虐待を受け、親を反面教師にして自分は子供を可愛がる人もいれば、

親を尊敬しその仕事、生き方を受け継ぐ人もいます

ですから、一概にこうだ、と言うことはできません

ただ、自分の子供時代は、母親や、その同世代の女性は、養育者ではあっても

モデルにはなりませんでした

なぜかと言えば、学校では、勉強しろ、未来の仕事を考えろ、夢を持て、と教えられ

具体的には、多くの女子が受験競争に男子と同等に駆り立てられていきます

しかし家庭では必ずしもそうではありません

母親もある年齢までは、勉強しなさいと言い、習い事を薦めたり励ましたりします

しかしある時期から、勉強できても仕方ない、どうせ女なんだから結婚しろに変わり

娘は頑張れと頑張るなのダブルバインド(相反する束縛)に混乱し苦労します

母世代はまだ(私の場合)戦争の影響もあり、満足に勉強もできず、仕事も選べず

結婚も見合いが多く、女性が自分で進路を選べる余地は限られ、それに不満や

恨みをずっと抱えて、娘にこぼす母親が、よくいました

だから、娘には頑張れ、と途中まで励ましますが、娘が自分のできないことをして

離れていくことを快く思わず、あからさまにも、無意識にも重圧をかけてきます

まあ、あまり具体的に書くと毒がありすぎるので遠慮しますが、

娘にとっては、母親が育ててくれた大切な人でありながら、自分の将来のモデルには

必ずしもならない、或いは全くモデルにできない、という頼りなさがありました

そこで、母親と違う「遠くのお姉さん」をモデルにします

私の場合、最初が高校時代に知った千葉敦子さん、最近は真央ちゃん(汗)

見習いたい、得られるものがあると感じるなら誰でもよく、男性のメンターもあります

母親をモデルとして自然に見習える関係は、羨ましく思います

柔ちゃん、こと谷亮子さんは、独身でも、結婚しても、出産しても、自分の基本が

変わっていないところが、私には羨ましく、光って見えました

http://allabout.co.jp/children/childbirth/closeup/CU20050628A/index.htm

子供にとって、傍についてくれる養育者としては、足りないかもしれません

しかし、モデルとしてはまっすぐで、子供といい関係ができるかもしれません

時代が変わったな、という感慨があります

昔なら、結婚即引退、漫画で結婚に「はかば」とルビが振られていたくらい、

断絶が大きかったのですが、溝が小さくなってきたことは、子供にとって

ある意味いいことではないかと思いながら見ています

私にはかなわないことでした

谷さんは、女性のモデルとして無言の影響力を持っていることろに期待します

いくら欧米の女性の例を持ち出されても説得力がありませんから


TV番組でどうこう、という批判もあるようですが、実はTVをほとんど見ないので、

それはわかりません

細かいことはそう気になりません(TVはあまり見ないのが幸せ)

「赤い靴」(結婚とバレエが両立できず自殺)

「ベルサイユのばら」(女性であることを隠す)

「エースをねらえ!」(勝つために恋愛を自制)

を見て育った者としては、努力もしているだろうけれど無理がなくていいなあ、

が一番強い感情です

大きな流れになってほしいなあ、と思うので、大雑把に(笑)応援します


他力で生きてきた人気商売の人とは違いますよ

http://twitter.com/ShinobuMakimura/status/13764915642

http://twitter.com/ShinobuMakimura/status/13792266059


追記

ロンドンで金、は無理、事実上の引退決意

http://octhan.blog62.fc2.com/blog-category-45.html