30秒の浅イイ話

ピヨ丸の ちょっといいこと 聞いてみたい
下北の茄子おやじにひさびさに行ったときのこと。カウンターで隣になったおひとりさまが若い男性だったんだけれど、カレーが運ばれてくると手を合わせて少しお辞儀をしてから食べ始めた。
きゅんとした。
若くて、男の人で、ひとりなのに、そういうことを自然にできる人はとてもすてきだ。

おいしさ2割増。
朝、晴れていたので気分よく歯医者(まだ治療中)への道をてくてく歩いていたら、向かい側に保母さんに手を引かれた園児が4人、よちよちと歩いていた。さかんに「ばいばーい」と言っている。「すれ違う人みんなに言ってるのね」という保母さんの声が聞こえたから、ふと見るとその園児はわたしに向かって手を振っていた。
「オ、オデ?」とハニカミながら振り返したら、園児の声のトーンが上がって「ばいばーい!ばいばーい!」とさらにさかんに手を振り返してきた。
わたしは実は子どもNGなんだけれど、そんなことされるときゅううんとする。iPod聴かずに歩いていてよかった。ほんとうによかった。
るんるん2割増。