Alice in Business World

流行ってますね、「Alice in Wonderland.」上映開始の1時間前にチケット完売ということで、友人と仕方なく「ウルフマン」を見たのですが、なぜ今になって狼男?という気がしてならなかったです。TVでは怪物くんも放映されてますし、今年ってひょっとして狼男の記念Yearだったりするのでしょうか?それはさておき、映画の前にノベライズ本をやさしい英語で読んだ私はびっくり!19歳のアリスがお金持ちの坊っちゃんの求婚から逃れるようにして落ちたウサギの穴の世界…(途中略)での冒険から戻ってきたと思ったら、奥様になることを断り、なんとビジネスウーマンになっちゃうってストーリーですから。あまりに現実的すぎて逆にクラクラしてしまいました。来週またリベンジで見に行ってきますが、なにしろ結末知ってますからねぇ…。
アリスグッズとしてSWAROVSKYのペンダントを購入して嬉々としていた私ですが、にわかに興ざめな気分でおります。


☆浜松祭りに行ってきました
浜松出身のT様のご子息の健やかな成長を祈願して、凧上げとご実家での練りに参加させていただきました。最初に、遠州灘砂丘近くで行われる凧上げを見物しました。凧同士の糸がからまって急降下したりと、かなりダイナミックでした。

(延々つづきそうな遠州灘

(地に落ちた凧見本)

(大空に舞う凧たち)
その後、徳川家康公が居城としていた、浜松城を見学。これで私の出世も決まりですね!


楽器博物館で、二胡に挑戦したり、チェンバロやハーモニカの演奏を聴いて、楽器が演奏できるっていいなぁとしみじみ思い、帰宅したらキーボードの練習に励むことを心に誓ったのでありました。
夜はTさんの家でご馳走してもらい、練りの方たちの踊りと音楽を楽しみながら、酒樽の日本酒が空になるまでお邪魔しておりました。

浜松は気候が温暖で、食べ物やお茶もおいしく、こういうところで育てば、のんびりと気のよい人になるだろうなぁという感想でした。北国仕様の私は身長が高すぎてかなり浮いていましたが、まぁご愛嬌ということでよろしくお願いいたします。


☆日本人は生きていない?
GWは本棚の片付けをしており、養老孟司先生の本などを少し読み直したのですが、外国人からすると「日本人は生きていない」ように見えるという記述を見つけました。なぜ彼らがそう思ったかにはついてはわざと書いていないのですが、我々が予測不可能な未来への不安を解消するために、先回って安全・安定・安心を過剰に確保したがることを評してそう言っているのかな、と。別のところでは「予定が決まっている未来は現在と同じである」という発言もあり、結局、皆がうらやむような大企業に就職して、一生安泰と思っても、それを維持するだけの退屈な日常に飽きてしまう生き物なんでしょう、人間って。どうせなら好きなことをやりましょう!しかし、好きなことだけでも生きていけないのは当然で…お金って他人の願望を叶えてあげて、はじめて貰えるものですからね。最近、(仕事)人生のカウントダウンを意識し始めており、これまで興味があることはほぼ何でも実行してきた私ではありますが、これからは「あえてやらないこと」「手を出さないこと」をしっかり見際める必要があると、時間の有限性をひしひしと感じながら考えております。ちょっと、題名からずれましたが、自分ではまぁまぁ生きているけれども(!)完全燃焼ってわけでもないので中途半端なポジションにいるってことです。