2007-05-04
これはこれで完全に勝ち組 ~東京ヴェルディ1969×水戸ホーリーホック~
まず最初にやりましたね、トリニータ。しかも決勝点が優さんとは!!
そんな素敵な場面も終電まで呑んでいたためにニュースを全て見逃してしまい、結局いまだに映像を見れておらず_| ̄|○
さて、瑞穂でのキックオフと同時刻。僕は国立競技場にいました。東京ヴェルディ1969(13) 1-5 水戸ホーリーホック(6) 【V】9min.O.G. 【水】25min.大和田真史、31min.金澤大将、西野晃平×2(53,81min)、60min.岩舘侑哉片や目下6連敗中のヴェルディ、片や今期未だに勝ち星無しの水戸。
トリニータの惨状が霞むほど、どん底を這い回っていた両チームの対戦は正に好対照な結果に。
正直ね、歴史的瞬間を見たと思います。まさかの水戸ちゃん大爆発。華々しいまでの前田祭でした。ヴェルディ −−−−−平本−−廣山−−−− −佐藤−−−−−−−−−−吉武− −−−−−金澤−−ゼ・ルイス−−−− −服部−−戸川−−土屋−−福田− −−−−−−−吉原−−−−−− 水戸 −−−−岩館−西野−塩沢−−− −鈴木良−−−−−−−−−金澤− −−−−−村松−−小椋−−−− −−−初田−−鈴木和−−大和田−−− −−−−−−−本間−−−−−−−−フッキとディエゴを累積警告で欠くヴェルディは代役として平本と吉武をそれぞれ起用。更に船越ではなく廣山を2トップの一角に。前線からプレスをかけてコンパクトに行くことを狙っていたのかな?まぁ、大失敗も良いところでしたが。対する水戸も倉本や平松ら守備の主力が相次いで故障で長期離脱と厳しい状況。これまでの4バックを諦め西野をセンターフォワードに置いた3-4-3で勝負に出る。
水戸サポと大勢の他サポらによる国歌斉唱をBGMに試合はキックオフ。開始直後はお互い探り探りの立ち上がりとなったものの前半9分。水戸のクリアボールを拾った平本が中に折り返したところ、これをGK本間が見事に右手で流し込んでしまいヴェルディが先制。その直後にも大和田のパスミスからヴェルディが決定機を作るも追加点は奪えず。結果論から言うと、ヴェルディにとっての試合はここで終わりました。
水戸はとにかく選手一人一人が執拗かつ忠実にプレスをかけまくる。それこそ「これで90分持つのか?」と言いたくなるほど。更にボールを奪ってからの動きだしが早く、出来るだけ手数を少なくして攻めようとする意図が見て取れる。前線の動き出しが皆無に近いヴェルディはパスの出し処が全くなく、DFラインとボランチ二人での間でボールを回すばかり。ハッキリ言って何の意味もないポゼッション。そうこうしている内に水戸のプレスの網に引っ掛かって逆襲を喰らう。この繰り返し。
上記の流れからまず25分。CKのこぼれ球を大和田が左足で叩き込んで同点とすると、更にその6分後には相手ゴール前で小椋が佐藤へ猛然と襲い掛かりボールを奪う。これを拾って吉原と1対1になった金澤が慌てることなく左足で流し込み、あっという間に逆転に成功。その後も水戸がペースを握ったまま前半を折り返す。
ラモスは後半頭から船越を投入して巻き返しを図るも、一度バランスを失ったチームはもうボロボロ。まぁ、DFラインを下げることもせず、かと言ってプレッシングでくるわけでもなく、なおかつ当ても無く足下へのパスを繰り返すだけのヴェルディは水戸にとってもやり易いことこの上ない相手だったことでしょう。そして後半8分。相変わらずのボール回しを奪われると水戸のカウンターが発動。金澤が右サイドを抉ってドンピシャのクロス。中で待ち構えていた塩沢のダイビングヘッドを最後は西野が詰めて3-1。記録上は西野の得点となりましたが、9割5分は金澤と塩沢による得点でした。
更に後半15分。またもや金澤が見事な突破でヴェルディDF陣を置き去りにすると、これまた精度の高いクロス。一度は吉原がパンチングで逃げるも、こぼれ球が岩館の真正面へ。これを岩館が難なく押し込み遂に4-1。3点目の直前にも似たような形から西野が1対1の場面を作っていたのですが、どの場面も水戸は完全にサイドを崩していましたし、ヴェルディは必ず誰かをフリーにしていました。僕も貴方もボールウォッチャー。そんな感じ。
その後はもう完全に水戸がやりたい放題。大量リードから来る余裕なのか自然とポゼッションも高まる。ピッチを広く使い、右から左はたまた左から右と流れるようなサイドチェンジとパス交換、さらにはスタンドもどよめく様なワンタッチプレーをゴール前で披露し、何度となく決定機を生み出す。どう考えても、ここまでチーム通算で3点しか得点出来ていなかったチームの攻撃には見えませんでした。
とどめは後半36分。西野が服部に倒され得たPKを自ら叩き込んで5-1。後はお家芸水戸ナチオ。
ヴェルディは一矢報いるどころか平本が直後に赤紙を貰ってしまい万事休す。結局そのまま試合終了。
水戸は第1クール最後の試合にして念願のシーズン初勝利、そしてヴェルディはドロ沼の7連敗。
まぁ、スコアを見れば分かりますが、とにかく水戸が良かったですね・・・。今年は内容の良いサッカーをしているという噂を耳にしてはいましたが、それにしても良かった。特に3トップの鬼プレスには感動したほどです。もちろん、各選手ともに技術的にはイマイチで数え切れないほどのミスをしていましたし、なによりも相手がヴェルディだったからこそ、ここまでの大差がついたのは明白ですが、それでも水戸は勝つべくして勝ったと思います。あれだけの運動量にもかかわらず最後まで走り負けなかったのは賞賛に値します。これを自信にして今後のJ2を盛り上げてくれるのではないでしょうか。
これで水戸は昨年に引き続き2年連続の国立での勝利と相成ったわけですが、僕は去年もその場面を現地で見ているので水戸にはとにかく良いイメージしかありません。でもって、前田祭。笑っちゃうほど色んなユニ着た人がいました。試合開始前に少しだけ水戸ゴール裏を覗いたのですが、大分のユニ着て行けば・・・と、ちょっと思ったりもしました。試合後の挨拶時には大和田と岩館と・・・後、誰か1人が水戸サポからビッグフラッグを受け取ってそれを振り回してましたね。正に選手とサポが一つになった場面。ホントに楽しそうでした。
対するヴェルディ。練習で何をやってるんですか?変な意味は無しで純粋に気になります。あの面子であんなサッカーになってないサッカーを出来るのは逆に凄いような気が・・・。これ以上は何を言っても可哀相な気がするので、ここで終わりにしておきますが、そりゃサポも怒りますわな。あれほど遠めで見ても分かるほどの量の物がゴール裏から飛び交っていた試合は記憶にありません。
試合後ヴェルディサポの友人に誘われ、有志のボランティアによるゴミ拾いに参加。
初めて国立の周りをぐるっと一周したのですが、あんな感じだったのですね。ゴミはタバコの吸殻がとにかく多かったです。
東京ヴェルディ1969
- 吉原慎也:5.0:
- 気の毒としか言いようがないが、あまりにも無抵抗だった。
- 服部年宏:3.5:
- 完全に狙われていたし、最後は完全に足が止まっていた。僕の知っている服部はそこにはいなかった。必死さだけは伝わってきたのがまた・・・。
- 戸川健太:4.0:
- 少しでも相手と間が空くと、もう止められない。CBとして致命傷では?
- 土屋征夫:4.5:
- 2点くらいは土屋が防いだような印象。気のせいかもしれない。
- 福田健介:4.5:
- せっかくオーバーラップしようとしても周りが感じてくれない。
- ゼ・ルイス:4.5:
- あれだけボールの出し所が無いと、少し同情する部分もある。
- 金澤慎:4.0:
- ピッチにいた記憶がほとんど無いのはなぜだろう?
- 佐藤悠介:4.0:
- 絶対にボールを失ってはいけない場所でボールを失ってしまった事実は重い。
- 吉武剛:4.5:
- 多少はバランスを保てていた分だけマシだった気が。
- 平本一樹:4.0:
- もっとボールを貰おうとする姿勢を見せて行かなければ、もうどうしようもないのでは。また退場してるし。
- 廣山望:4.0:
- 自分から進んでDFラインに吸収されていたわけでもなかろう。
- 船越優蔵:5.0:
- 船越の肩トラップボレーが後半唯一の見せ場だったと思う。というか、あの状況で投入されたにもかかわらず船越に当てるという選択肢をどうして他の選手達は選ばなかったのか。
- 永井秀樹:5.0:
- 何とかしようという意思は伝わってきた。
- 井上平:5.0:
- 誰よりもヴェルディの選手の中では走り回っていたが、それだけ。
- ラモス瑠偉:採点パス:
- マジで凄いわ、この人。
水戸ホーリーホック
- 本間幸司:5.0:
- あんなに危なっかしいGKだったかなぁ。とにかく今日は味方に感謝感謝でしょう。
- 大和田真史:6.0:
- いやぁ、デカいね!!同点ゴールは抑えの効いたナイスシュートでした。ポカも多かったけど結果オーライ。
- 鈴木和裕:6.5:
- 冷静沈着かつ的確なカバーリングでチームを統率。守備のヒーロー。
- 初田真也:6.0:
- 終始丁寧なプレー。目立ったミスは無かったと思う。
- 村松潤:6.0:
- セットプレーでしっかりと存在感を示した。
- 小椋祥平:7.0:
- 圧倒的な運動量で中盤を支配。展開力も以前より上がっていると思う。見てるか反町?
- 金澤大将:7.5:
- 1ゴール実質2アシスト。スペースを見つけた時の突破力は圧巻。服部をチンチンに。文句なしのMOM。
- 塩沢勝吾:6.5:
- とにかくプレッシングが素晴らしかった。3点目の場面は残念でしたが、後で西野に何か奢ってもらってください。
- 西野晃平:7.0:
- センターフォワードと呼ぶにふさわしい強さと存在感。ポストプレーの技術も向上していたし、現在の状態だけ見れば高松よりも上といっても過言ではない。良いもの見せてもらいました。
- 岩館侑哉:6.5:
- これまた素晴らしいプレッシング。4点目は最後まで足を止めなかったご褒美でしょう。そして応援歌が負けず劣らず素晴らしかった。♪突撃、突撃、岩館!!
- 眞行寺和彦:5.5:
- いつ聞いてもかっこいい名前だと思う。
- 椎原拓也:6.0:
- まさかの股抜きに度肝を抜かれる。ああいうのはもっとやっていくべきです。
- エジナウド:採点なし:
- 前田秀樹:6.5:
- 会心の一勝。相手の監督(笑)よりもよっぽど、この人の方が国立に対して“何か”を持ってますわな。
- 村上伸次:5.0:
- 偶然、去年と同じ主審だった模様。去年は素晴らしかったが、この試合は危険なプレーに限って流してしまっていた印象。まぁ、誰が主審やっても同じ結果だったでしょうけどね。
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