SytrusとToxicBiohazardのマトリクスは違うの?

それぞれのシンセでオペレータ1(OSC1)をSine、オペレータ2(OSC2)をSawにして確認してみた。
そいで、まずはオペ2のSawだけ鳴らしてみる。それぞれこんな感じ。
図番号1

図番号2


このSytrusの波形*1
図番号1W

Toxicは
図番号2W

うん、だいたい同じように鳴るね。


同じように、オペ1をSineにして、WaveCandyで同じような波形になるよう微調整*2。貼り付けるのもあれなので略。

マトリクスの比較してくよ

ここまで準備してから、それぞれのシンセのマトリクスがどうなってるか確認していく。
具体的には、オペ1のSineで、オペ2のSawを変調する。


まずはあえて、Sytrusから。Sytrusのマトリクスならこれでいいはず。
縦軸がモジュレータ(変調を掛ける側)で、横軸がキャリア(変調を掛けられ出力される側)。
図番号3

波形はこんな感じ。
図番号3W


じゃあToxicは、出力を決める「MIX」の位置が下にあるからこうかな?とマトリクスを触ってみる。
図番号4

ん?


図番号4W

波形変わってねええええええ!!


え、じゃあためしに、Sytrus(図番号?)と同じようにしてみる。具体的にはこう。
図番号5

波形はというと
図番号5W


お、おお・・?変調をかけたSytrus(図番号3)に似てる。
ちと、Sytrusに戻ってみて、ノブをぐりぐりと調整。
図番号6

図番号6W


お、おおお・・・さっきのToxicとだいたい同じだ。(図番号5W≒6W)
ノブの調整しだいかな。

まとめ

ToxicもSytrusも、たぶん、
縦軸がモジュレータ(変調を掛ける側)で、横軸がキャリア(変調を掛けられ出力される側)。
Toxicの「MIX」の位置に惑わされてはいけないようです。



参考

FM音源研究室
さけかんわーくす - (5)そのアルゴリズムはどーすりゃSytrusで再現できるのよ・1


参考URL読んでて、

「音の高さと音量(及びその時間的変化)は一番最後のキャリアオペレータの設定で決まる。」

という記述があって、ほうほうほう、と思ったのでここにメモしておく。

*1:ちなみに、Freq ratioをデフォの2から1にしてる

*2:ここでもFreq ratioを1に。ボリュームも調整した