(参考手順)1台のPC(Windows XP)を二つのネットワークに接続

毛利です。

職場で、二つのネットワークに接続する必要があったので設定まとめ。
PC(ネットワークA)+以下の機器(ネットワークB)を使用。

ネットワークA
他社VLAN(と呼んでいいのか不明。。メイン)
ネットワークB
自社LAN(自社なのにサブ扱い。たまに出張申請等する程度)


ネットワークBには以下の機器を使用。

選定理由はデザインのみ…。ま、満足してます。


ちなみに、セキュリティ的にはあまり良くないかもしれないのでネットワーク管理者への確認を推奨(NIC二枚挿ししていいですか、など)。
また、ネットワーク環境によっても異なると思うのであくまで参考程度で。


ドライバインストール編

USB 挿すだけではダメ*1なので、付属の CD-ROM でドライバをインストール。

  1. USB-LAN アダプタを挿す →ドライバインストールのダイアログ(無視)
  2. 付属のCD-ROMを挿入 →「ドライバインストールはキャンセルして」みたいなメッセージが出る
  3. ドライバのインストール(詳細は割愛)

ネットワーク設定編

ネットワークAは設定済みであることが前提。
ちょっと面倒。中級者以上。

  1. ネットワークの設定画面を出す。Winキー+R(ファイル名を指定して実行)
    1. %systemroot%\system32\ncpa.cpl
    2. "ローカル エリア接続 2" が出現してるはず(ネットワークB用)
    3. 右クリック→プロパティを選択
  2. [全般]タブ
    1. 「この接続は次の項目を使用します」欄
    2. インターネットプロトコル」を選択
    3. 「プロパティ」ボタン
  3. 【ネットワークBの】IP アドレス、サブネットマスクを指定 ※デフォルト ゲートウェイは設定しない
    1. 「OK」ボタン
    2. 「閉じる」ボタン(ローカエル エリア接続 2のプロパティ)
  4. ルーティングの設定。Winキー+R(ファイル名を指定して実行)
    1. cmd
    2. route print (確認のみ)
    3. 以下の例でルーティングを追加

route -p add 172.31.0.0 mask 255.255.0.0 192.168.24.1
※-p は再起動後も有効

「ルーティング」という概念が分かりづらいと思われる。
ざっくり言うと、172.31. で始まるサーバ等との通信は、ネットワークB(ここでは 192.168.24.1)を使うようにしてね、ということ。


あとは、ネットワークAとBとでブラウザを使い分けたい場合は

  • IE, ChromeSafari もだったかな)… インターネットプロパティ の設定を使用
  • FireFox … FireFox 独自のプロキシ設定を使用

といった感じで設定できるので調整。(言ってることが分からなければ無視)



いじょ。

*1:Windows XP はダメでした。Mac OS X 10.5 Leopard は大丈夫らしい