セリヌンティウスの舟(石持浅海):光文社文庫

セリヌンティウスの舟 (光文社文庫)
物語として破綻しているところはないし、面白いのかもしれない。でも、私にはあまり合わなかった。石持浅海の本は、『扉は閉ざされたまま』に続く2冊目。理路整然としたストーリーだけど、私が物語に求める“どろどろとした人の想い”が薄い感じがする。そこが、合わない理由なのだろう。

うそつきは得をするのか(生天目章):サイエンス・アイ新書

うそつきは得をするのか 新ゲーム理論で読みとく人間関係の裏事情 (サイエンス・アイ新書)
ごくベーシックなゲーム理論の本。確かに読みやすいけど、あれもこれも入れようとしていて、かえって全体像がつかみにくくなっている感じが強かった。やっぱり“入門書”って難しいジャンルだよね、と実感。想定読者が絞り込めない分、総花的な内容になりがちなんだろうな。今年の63冊目。

水曜日の会に参加

今日は“夜のお仕事”だったので、3時間ほど参加。仕事着で行ったら「今日はコスプレですか?」と、まつおだいすけ2.0さんに突っ込まれてしまった。いいえ、今日は七五三なんです(ウソ)。

  • あえて名を秘す某ゲーム/1-2回目/4人/最下位→2位:アクション+バッティング。前者を強調するならゲームのテンポが重要だし、後者を重視するなら差が一目で分かる仕掛けが必要。どうバランスさせるか、難しいですね。
  • ウントチュース(...Und Tschuss!)/7回目/6人/4位:デジ太さん、はんにばるさん、おじさまさん、えだまめさん、おのさんと。6人だとゲーム終了まで短いようで、実はそうでもないことを実感。山札が二度尽きるまで、なので。3〜4人プレイの時と、“守りに入る”タイミングが変わるのね。
  • 魔法にかかったみたい(Wie verhext!)/4回目/5人/2位:私の持ち込み。まつおだいすけ2.0さん、TaKさん、タナカマさん、月斎さんと。全員経験者だったので、ルール説明は省略できた。これだと、5人でも40分で収束する。うん、なかなかいいぞ。前に「水曜日の会」で遊んだときの勝者だった月斎さんを徹底マークしてみたところ、終了時に同点。手持ち資金と原料の差で、僅差の勝利! ……と思いきや、ノーマークだったタナカマさんに惨敗。うーん。。。慣れてくると「相手がいま欲しいもの」「相手がいま、選びたい職業」はある程度分かるようになってくるんだけど、「相手の点数」も考えなくちゃいけなそう。遊べば遊ぶほど、深くて良いタイトルだと実感した。
  • ウントチュース(...Und Tschuss!)/8回目/4人/2位:退出までの15分を利用して、今日2回目のコレ。nanaさん、はんにばるさん、Kaaaiさんと。実は4人戦の方が短時間で終わるので、出降りのタイミングが難しい。途中で2回の早抜けで手札改善を試みたけれど、はんにばるさんに完敗。くっそー、今日は勝てなかった。
  • 終了後の感想:今日もまた、楽しく遊べた3時間。こういう時間があるから、その後のツライ仕事も耐えられたんだろうね。ご一緒して下さった皆さんに感謝。この後しばらくは参加できない可能性が高いけど、仕事の山を越えたらまた。そのときもよろしくお願いしまーす。