好みの話

taroさんから頂いたコメントへの返信も兼ねて。


ゲームが扱っている時代背景などの「テーマ」は、最近あんまり気にしなくなりました。確かに、ウォーゲームに触れ始めた頃は「第二次世界大戦・欧州戦線(それも西部戦線物)しかやらんっ!」と勘違いしてましたし、その後は「第二次世界大戦・欧州/アフリカ戦線(それも戦略級もの)がいちばんっ!」と勘違いしている時期もありました。2000年くらいから多くの皆さんと面白いゲームを遊んだおかげで、今はそんな風には思っていなくて、面白いゲーム/楽しいゲームなら、テーマに執着しないようになってます。ゲームの仕組み、展開が自分に合えば、テーマはなんでもいいや……という感じですね。


前なら自分では買わなかったであろう『Crusader Rex』『Space Empires:4X』『Labyrinth』『Maria』などが“一軍棚”に並んでいるのを見ると、ホントにテーマは気にしなくなったのがわかります。


とはいうものの、やはり苦手なテーマというのもまだあります。戦国時代を含む日本史もの、三国志物、などが該当します。なんで苦手なのかというと、「小うるさい蘊蓄を語る人に出会う率が高い」からです。余計なことを言わずに対戦に集中させてくれればいいんですが、やれ「ここは秀吉の大返しが……」「死せる孔明、生ける仲達を……」といった発言に続く長い能書きを聞かされることが多く、閉口する率が高いように感じてます。まぁ、第二次世界大戦・東部戦線なんかもそうなのかも知れないですが。。。


もしかすると、「時代などの背景に関する知識がないと勝てない(orまともに動かせない)」ゲームが嫌いなのかもしれません。ルール読んで、その範囲で駒なんかを動かして遊んで、勝敗がつく。歴史を知っていれば有利になることもあるけど、知らなきゃできないわけじゃない、というゲームが好きなようです。


もう少し言うと、ゲームの背景世界には、まったく、全然、これっぽっちも関心がないのかもしれません。ゲームはゲームとして面白きゃいい、と思っている節があります。南北戦争物でリーが出てきても、ポエニ戦争ものでスキピオ・アフリカヌスが出てきても、宇宙船物でX星人の司令官が出てきても、私にとってはあまり感動の源にはなりません。もしかすっと、(歴史という過去の人が築いたものに対する)共感能力が低いのかも、ですね。
こんなこと書いてると、遊んでくれる人が少なくなっちゃうかも知れませんが、それはそれで仕方ないです。私のプレイスタイルはこう、ってことで。


taroさんへの返信。
戦国物、テーマで選んで遊んだり購入することはあんまりありません。でも、面白そうな仕組みのゲームなら買いますし、遊びます。『河越決戦』『Sekigahara』は面白かったし、楽しかったので私の中での評価は高いです。『信長後継者戦争』は、ご明察の通り『Successors』の仕組みを使っているという点に惹かれて買ってみました。評価は遊んでから、にしますね。

8月の集計

月末の土曜日は、一応空いている。でも、たぶんゲームをしたり本を読んだりする体力の余裕はなさそう。そんなわけで、今月は早めの集計。

  • 遊んだ回数:14ゲーム
  • 遊んだゲーム数:8種類
  • ご一緒した方:4人(のべ32人)
  • 勝利/1位になった回数:5回
  • 敗戦/最下位になった回数:4回
  • 一番遊んだゲーム:クー・日本語版、Labyrinth(いずれも3回)
  • 入手したゲーム:2つ(アウグストゥス、信長後継者戦争
  • 手放したゲーム:なし
  • 読んだ本:1冊(Simulating War)
  • 手放した本:5冊

遊んだのは3日と8日だけ。月二回ってのは、もしかすると普通のことなのかもしれない。いつもがいかに異常なのかがわかる。

今月のベスト5

緑の箱は除く。

  1. アウグストゥス:こういうの、好きですわー。テキスト読まなくて済むのがいい。
  2. Eight-Minute Empire:単体としても面白いし、『エルグランデ』の呼び水にもなる(ハァ?)。
  3. Decision:Iraq:まだまだ検討の余地は多そう。
  4. タイタニウム・ウォーズ:伸ばしていく方向はいろいろありそう。
  5. ダイスデビル:最大の6人戦を、いつかやってみたいところ。