2011年05月04日
■ストレスと自死
ストレスは自死機構だ。適応できない者を苦しめ、変化を促すが、それでも適応できない者は健康を損ない、心を病み、死ぬ。適応できない人間は死ねと、遺伝子様がおっしゃている。種の保存のためには出来損ないに生きていられると邪魔なのだろう。
自然に生きていれば、心を病むことでまともに生活できなくなったら死ぬはずだが、現状の人類なら心を病んだ程度では公費で入院させられ生活を保護されるので死なない。心を病んでも自殺しないと死なないが、心を病むと自殺する可能性が高まる。人類の英知を絞って死の危険を排除した現在の社会システムをもってしても、やはり自死機構は健在と言える。
自殺者が増えているとか、心を病む人が増えているとか言われている。ほんとかは知らない。
現状では人類は、よくわからない要因により非人間的な生活を余儀なくされストレスまみれになっている。
ストレスを解消するための娯楽が発達している。脳に強い刺激を与えることで、ストレスの源であるさまざまな問題とか、嫌なことを忘れさせてくれるわけだが、結局ストレスという強い刺激をより強い刺激で上書きしているだけで、問題は何も解決していない。ずいぶん非生産的な行為だ。娯楽大作みたいな作品はくだらない馬鹿げた子供だましだ、と昔から馬鹿にされているのはそのへんが要因なのだろう。
ストレスとストレスの解消を繰り返しながら脳に刺激を与え続け、自死機構に陥らないように自転車操業のようにしながら生きているわけだが、強い刺激を受けつづけるとやがて慣れてもっと強い刺激を求めるようになる。一度に使う量が増え続け、やがて致死量を超える薬物中毒者のように、あるいはオナホールの使い過ぎで膣圧でイケなくなるように、どうあれ限界に達してしまう。何の刺激でも物足りなくなってしまう。そうなればやがてストレスに侵され自死機構に巻き込まれて死んでしまう。
そういう時には、刺激をなくせばいい。オナ禁をしてみたり、軽く数日禁煙をしてみたりすれば、また新鮮な気持ちでオナニーや喫煙ができる。刺激に慣れきってインポテンツになった脳を再び活発にするには、一度休ませないといけない。
だから刺激のないことをするべきだ。少し前にあった癒しブームみたいなのは結局そういう事なのだと思うが、エステに行ったり温泉に行ったり森林浴をしたりといった、そういった事は実は刺激的で、お金もかかるしあんまりいいことはないように思う。
あるいは限りなくストーリーを薄めて何の刺激もなくした萌えアニメがウケたりするのも結局そういうことなのだろう。世の中にはそんなのに何万円もかけてブルーレイを購入し繰り返し鑑賞する人もいると聞く。
そういった似非の癒しではなく真実の癒しに達するには、坐禅を組んで無念無想の境地に達し何も考えぬまま過ごせばいい。刺激は限りなくゼロに近づくはずだ。