エレファントカシマシ

エレファント カシマシ

エレファント カシマシ

1988年のデビュー作。シンプルなロックンロールに独特な歌詞を載せた楽曲が各界で話題になった作品。
客を罵倒し、ケンカ寸前でアンコール・MC一切無しの、言ってみりゃ「怖い」ライブで評判だった。

生活

生活

バックのギター・ベース・ドラムがほとんど聴き取れないほどボーカルがでかいつうかバランスが一方的な仕上がり。若い男の懊悩がテーマ。一曲10分以上の大曲がいくつもあって通して聴くのは非常に精神力がいる。だがちりばめられたメロディが素晴らしい。火鉢を登場させたロックバンドは他にない。

ココロに花を

ココロに花を

そんなことを数年続けていたらCDもまったく売れずにレコード会社SONYから契約を切られてしまい、復活をかけて世に出した作品。
一転変わってアンコールあり・楽しいMCの普通のライブをするようになった。

明日に向かって走れ ― 月夜の歌

明日に向かって走れ ― 月夜の歌

ドラマの主題歌に使われた『今宵の月のように』が大ヒットしたアルバム。
CDが売れていた時代だからか、エレカシ史上一番売れたアルバム。

good morning

good morning

ヘヴィなサウンドにまくしたてるようなボーカルの語りが印象的ガストロンジャーという曲が話題になった。内容が一部誤解されたのか、NHKなどでは放送禁止になったと噂された。

俺の道 (CCCD)

俺の道 (CCCD)

37歳の男の葛藤や独白をそのままロックンロールにはめこんだような作品。ここ数年ではメロディやアレンジが一番好き。


20枚近くアルバムがあるけど、まずは『ココロに花を』『俺の道』が俺のオススメ。

エレカシはミュージシャンのファンが多い。ウルフルズトータス松本スピッツ草野マサムネなどが代表。
それにロッキンオンジャパンという雑誌がデビューから、つまりまったく売れない時期から狂ったようにプッシュし続けている。インタビューしている編集者に「なんで売れねえんだよ!もっとしっかりやれよ!」とか言われながら。

宣伝さえしっかりやれば楽曲は素晴らしいものばかりだからもっと売れるはずなんだけどな。
一回聴いてみると一生のつきあいになるかもしれないバンドだよ。エレカシは。