とにかくフランス語を勉強する

フランス語に加えてイタリア語もダラダラ勉強しているダメリーマンの記録

2013年度仏検準1級再挑戦合格への歩み

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昨年度の仏検準1級1次不合格時からの勉強をまとめてみる。前回のまとめエントリーと合わせると2級到達時からの記録になる。結構色々やってた事に気づく。







RFIというフランス政府によるニュース配信サービス。ディクテ用途。復習済。前のエントリーからの続き。2012年の短信記事を毎日1本ずつ。最初は楽しかったけど、段々飽きてきて最後は辛くなった。話の展開、構成に意外性がないし、事柄もリピートで目新しさがなくなってきたし、何と言うか作業的になってしまっていた。






ディクテ用途。復習済。カミュを最年少ノーベル賞受賞に押し上げた不条理文学の金字塔。勉強の目的や楽しみが鈍ってきた中で、フランス語で小説を読む楽しさを教えてくれて、勉強のモチベを劇的に持ち直してくれた。対訳や文法解説が丁寧で、意外と読みやすいのも良かったし、毎日読み進むのが楽しみだった。カミュには本当に感謝。






邦題「転落」。ディクテ用途。復習せず。この本からフランス語の文庫、日本語の文庫、朗読CDの3点をセットで購入する流れに。カミュの後年の作品。日本では知名度低い。これは難しすぎた。フランス語も難しいけど、とにかく主題を理解するのが難しい。翻訳した方も相当苦労されたのだろうなと思う。もう少しレベルが上がったと実感が持てたときに、復習がてら、再挑戦しようと思ってはいるが・・






邦題「夜間飛行」。ディクテ用途。復習済。サン=テグジュペリの代表的小説の一つ。難しかったけど、「転落」よりは遥かに読みやすい。毎日話の展開に感情を揺さぶられ、感情移入強く、これも最後まで楽しく読み続ける事が出来た。あと「転落」と「夜間飛行」を通じて、単純過去の苦手意識を克服できたのは大きい。小説を読むには絶対必須の時制なので。






邦題「人間の土地」。サン=テグジュペリのエッセー。12月中旬から現在も継続してディクテ中。今まだ3分の2くらい。サンテックスが経験してきた、数奇なヒコーキ野郎人生を通じて、人間について様々な観点から語る。深いです。


※以上、RFIから人間の土地までの5つが自分の勉強の主食部分で、以下はお新香のようなもの。






アウトプットの勉強として、春先に一通り読んで書いてみた。旅行用途メインの本で分量が少なくてすぐ終わってしまった。まぁ勉強の仕掛かり、端緒にはなると思うけど。






唯一、前回の不合格から仏検準1級1次克服目的でやった本。1日15〜20分程度直前2ヶ月で2順したけど、勉強量が足りず、本番の和文仏訳は全く歯が立ちませんでした。




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「人生の新しい扉を開けるとき」。NHKラジオ24回シリーズ。試し聞きして面白そうだったので聞き始めるが12回で飽きて途絶。目的なく聞いてもダメだね。






冠詞、時制等で自分にとっては新しいアプローチを提示してくれて、面白かったけど、一通り読んで書いただけなんでもう忘れた。この本の難度は結構読者を選ぶと思う。自分は選ばれなかった方。説明が厳密で頭に定着させるのが難しい。






2次対策に読み物として購入。一通り読んだだけ。色々な概念を新しく知る事ができた。説明は上の本より緩いけどこれも概念が頭に定着するかは別問題かなと思う。このシリーズはきっちり勉強出来たらタメになるだろうとは思う。でも出来ない。




・・
(追記)
3年半のブランクを経て1級受けてきました

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