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2002-05-21

[]人を覗にいく

佐野さんの本をはじめて読んだのは「東電OL殺人事件」。その物怖じしない取材姿勢にびっくりしたものだった。この本でもいろいろな人にあって遠慮なしにその人のことをスケッチしている。取材した相手だからと変に情に流されたりはしていないけれど、守らなければならない点はちゃんと守り、相手の人間像をあまり偏ることなく伝えるその描写力に感心した。芸術方面の人、実業家、政治家と広範にカバーされていて、もちろん自分の関心のある北杜夫とか芸術畑の人のところを読んでいる時が一番楽しいのだけど、あまり縁のない世界の人のことも興味深く読めた。

windshipさんのコメント

お薦めのあった、佐野眞一著の「人を覗にいく」を、読みました。

主に「AERA」連載の「現代の肖像」から集まっていて、22人の人物について語られています。

政治、経済、文化、芸術畑の、いずれ劣らぬ傑物が取り上げられていて、旧知の方はもちろん、中には、名前すら知らない方が居られましたがいづれも、読み進むうちに、いや、最初の数行で、グイグイ引き込まれていきました。

ぽんさんも、お薦めに書かれていたけれど、佐野さんの、人物描写力のすごさに、あらためて感嘆しました。

いまの活躍を紹介するとともに、一番の興味である、その、エネルギーのよってきたるべき根源に、見事に、肉薄し、描かれていると思うのです。それが、彼の手にかかると、決して誇張とは思われないしそれぞれの、一つ間違えば、信じがたいドラマティックな人生を自然に、受け止められ、共感さえしてしまえるのは、ひとえに、視点の揺らぎのなさと、暖かさだと思います。

て、わかりにくい感想でしたが、ほんとに面白かった!一部電車で読んだのですが、噴出しそうなところが何ヶ所もあったり、ふいに涙がこぼれそうなところがあったりで、とても、電車向きではありませんでした(!)

でも、読み始めたら、やめられない。。。。

いちいち書き写せなくて残念ですが「あとがき」が、また、読ませてくれます。

取り上げられた人々は、あまりにすごくて自分の実人生には、何の参考にもなりませんが(!)それでも、生きる勇気を、少しもらえたような気がします。

私のコメント

うんうん 佐野さんってすごいね!なんと大胆 なんという洞察力!

北杜夫さんとか あの本を読んでますます好きになったし、シュールレアリズム系?の画家の古沢岩美さんとかもとっても気になった!で、検索してみたら 鳥栖の美術館サイトで
あの方の絵を展示していて いろいろみられたよ!

windさんの感想をみて、そうか佐野さん 鋭いなぁとばかり
思っていたけど たしかに書いてらっしゃる根本精神というか、視点をおく位置にとても温かいものがあって そこが
いいんだなぁ。。と認識いたしました!

あの、ものすごい実録もの?映画ばかりとってゲリラ的に上映している渡辺文樹さんの話のところでも奥さんのことを書いてらっしゃるのがすごいよかったなぁ。。
「こんな映画。。もっときれいなものを撮ればいいのに。。
でも仕方ありません。。ついていきます。。」みたいな話。少し 映画「ゆきゆきて神軍」に出てくる奥崎氏の奥さんのことも思い出したよ。(奥崎氏の奥さん ご主人について
どう思ってらっしゃったかは知らないけど黙々と
つき従っておられる感じで それが心にとまりました。)

本当に濃い人も多くてすごいのだけど、よく向き合って
書いてこられたよね。。佐野さんの本 もっといろいろよみたくなってます。。「あとがき」にあった 政治の世界の人や実業界の人より芸術畑の人の方が、時間を超えている。。。というはなしもそのとおりだなぁと思ったね。

人を覗にいく (ちくま文庫)

人を覗にいく (ちくま文庫)

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