日常整理日誌 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2003-06-09

[]サンセット大通り

みはじめたらずっとひきこまれ続きが気になる映画。

白黒映画なんだけど、これ、変なほめ言葉だけど、まるですごくよくできた「世にも奇妙な物語」をみてるような現代でも楽しめるつくりになっていた。(喜劇ではないけれど)

セシル・B デミル監督が出てくるのだけど、前から気になっていたジョン・ウォーターズの「セシル・B・シネマウォーズ」もみたくなった。

デミル監督もほんものだし、女優さんも使用人として出てくる人もなんか実生活と重なる感じらしくて。。

今だと私みたいにおはなしとして楽しめるけど当時はショッキングだったんだろうな〜。。

↑この感想をボードに書いたときの、wattさんのレス

ワイルダーっていうと、喜劇の名シナリオライター&監督であるというのに、何でリンチのマルホランドドライブのネタになっているのか??ってうのが気になってみてみたんです。

何の予備知識もなくみただけでは、ありがちな業界裏話、巻き込まれ型サスペンスの緩っちい話という印象でした。

でも、登場人物のほぼ全てがカメオ出演であったということから、すっごいブラックな映画だったということが判ってショックをうけました。当時は凄い問題作だったんじゃないでしょうか?

見た人にしか判らないでしょうけど、、、元大物女優役のグロリア・スワンソン。その元旦那で現召使いシュトロハイム、ちょい役ででてくるセシル・B・デミル監督。

その二重構造があまりにも、刹那な境遇で涙がでそうになってきます。

まだ名監督といわれる前のワイルダーがよく、このキャスティングをOKさせたもんだと関心しちゃいます。

出世するまでは、シリアス派だったんですね。

確かにマルホのネタになってるに違いない。

オマージュという方が綺麗かな。

私のレス

「サンセット大通り」、グロリア・スワンソンがおどけていろいろやるシーンが上手なだけにとっても切ないですね〜。

結構自分は女優じゃなくても身近な人いろいろ思い出したりもしました。

気がつかないでみていたのですが、亡霊たちのトランプのところにはバスター・キートンも出ていたり、男優さんの名前とかそれとわかる感じで語られている部分が多かったみたいですね。

グロリア・スワンソンに撮影所から電話がかかったのは。。

っていうおはなしとかうまく作ってありましたね。

(現代に見たら予想がつくといえばつきますが。。デミル監督の対応が好きでした。)

「外の世界代表」って感じのあの女の子とグロリア・スワンソンの対比もマルホランドっぽいのでしょうか?

「Videoまっしぐら」って本の中の中野翠さんの文章にも載っていたのですが、すごく「何がジェーンに起こったか」*1との共通点感じました。

(「サンセット〜」の方が先に作られていて「サンセット〜」には及ばないが。。とされています。。)

先に「何がジェーン。。」の方みていたので「サンセット〜」の方が陰湿さはないかな〜とも

思いました。

id:windshipさんのコメント

ビリー・ワイルダー、「サンセット大通り」ならぬ

へプバーン、ハンフリー・ボガートの「麗しのサブリナ」を見たところでした。

ハリソン・フォードリメイクの方を先に見ていて

ハリソン・フォードなら点が甘くなるのですっかり満足していたのですが

やはり、これは、比較にはならないなと思った次第です。

へプバーンのファッション、イキイキとしたものごし

人物のウィットシニカルな会話、アメリカの富豪の生活。。。

ハンフリー・ボガートは、ケーリー・グラントに断られた為のキャストだったらしく

撮影中険悪な雰囲気だったそうですが

夢物語のような仕上がりはそこなわれていないと思います。

「サンセット大通り」の成功で、ビリー・ワイルダーはハリウッドに君臨すると、ぽんさんもおすすめの小林信彦さんの「コラムの冒険」で述懐されていますし、それのみならず、いろいろなところで言及されていますがちゃんと見たことはないのです。。。

TVで、最後近くの場面を、まるで去り行く人の後ろ姿を追いかけるようにしか。

でも、なんともいえぬあのモノクロームの世界、建物、グロリア・スワンソンの顔は忘れ得ぬものです。(って、情緒的にすぎますが)

この際、キチンと見ねば。

私のレス

「サンセット大通り」、

細かい 意地の悪い描写の積み重ねが気分悪いのでなく、なんかほんと上質のホラーみてるみたいな、ブラックなおかしさ(&かなしさ)を感じてしまう映画でした。

麗しのサブリナ」、サブリナパンツサブリナカットがでてくる映画だという認識で、もうみたような気分になっていましたがきっとすかっと楽しめるのだろうな〜。

sumikoさんのコメント

ビリー・ワイルダーはもう、プロですよね。実は私も大好きな監督さんで、コメディ撮っても、サスペンス撮っても、スキのない演出でどんどん観客を引き込んで、楽しませてくれるから、真の映画職人だと思います。「サンセット〜」もとてもすぐれたエンターテイメントだし、「お熱いのがお好き」なんて、もうほんと彼の真髄みたいな映画で、観てるとブルブルって震えてしまうくらい好きなシーンもあります。

windshipwindship 2015/07/27 19:10 またまた、貴重な会話をありがとうございます。
「サンセット大通り」「マルホランドドライブ」をもう一度みなければ(=ぜひ見たい)と思いました。
「マルホ〜」は、最近見直したいと思っていたところに
「サンセット大通り」が加わりました。
自分の覚書のような書き込み(ー_ー)!!

ponymanponyman 2015/07/27 21:26 本日ワイルダーの「悲愁」っていうのをみて、これがまた「サンセット大通り」系のお話だったんですよ。「サンセット大通り」は細かいところ忘れていますが「悲愁」の方でも、実在の名前がいっぱい出てきて大胆だなあという感じです。グレタ・ガルボがモデルでグレタ・ガルボ使おうとしていたのだから、ワイルダーってほんと作品の鬼というかなんというか、作品をおもしろくするためなら全くその辺いとわない人なんだなあとつくづく思っています。

かなかな 2015/07/28 09:58 この映画、見る前から別ルートで予備知識がありました。1つは淀川長治の映画本なので王道といえば王道。もう1つは手塚治虫のブラックジャックです。「ある女優の死」という話で、この映画にインスパイアされたもの。この女優の名前もマリリン=スワンソンって言いますしね。印象的な話だったので今もストーリーはよく覚えています。「サンセット大通り」は「イヴの総て」とアカデミー賞レースを争ったことはWikiで知りました。私はたまに「人間は男、女そして女優に区分される」の感を抱きますが、両作品とも女優という生き物を描いた名作だなあと思っています。

ponymanponyman 2015/07/28 12:21 ほう「ブラックジャック」の中にもそのようなお話が・・岡崎京子の「へルター・スケルター」もやっぱり「サンセット大通り」との関連で語られますね。映画は沢尻エリカはきれいだったけれど、あまりよろしくなく、映画のせいで原作の名をおとしめなきゃいいが・・という感じでしたが・・「イヴの総て」もおもしろかったですねー。スペインのアルモドヴァル監督の「オール・アバウト・マイ・マザー」が「イヴの総て」とからませた展開になっているんですよね。

ponymanponyman 2015/07/28 12:59 以前windshipさんが掲示板で「イヴの総て」のことを書いておられたログがあったので、載せなおしました。
http://d.hatena.ne.jp/ponyman/20020310/1438054453

私、この時はベティ・ディヴィスのことを「すてきでした」という簡単な一言で終えているのですが、そのあと、いろいろベティ・ディヴィスのことをきくとギョロ目でこわいイメージというのをよくきくもので(「何がジェーンに起ったか」とかほんとコワい役でした。)これのベティ・ディヴィスはどんな感じだったんだろう・・ちゃんと確かめないと・・って気になっています。

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