70年代のおみやげ下敷き

関東に住む友人が高校時代に買った京都土産の下敷きをみせてもらいました。
送ってもらったコピーによると、下敷き全体が京都のイラストマップになっています。現物は茶色ベースで多色刷りではあるけれどなかなかシックだそうです。(スペースの都合上一部ご紹介します。)


女の子がうたっているのは京都の通り名の唄。(まるたけえびすに。。というのは、それぞれ丸太町通竹屋町通夷川通二条通と、北から順番に通りの名前がおぼえやすく歌にしこんであって、町中を歩くときは、この歌を歌って自分の南北の位置を確認することが多いのです。)
絵のタッチも、アンノン族なんてなつかしい言葉を思い出すような、70年代風のかわいらしい感じだし、地図をいろいろみているとあまりかわっていないと思っている京都もちょっとずつかわってきたんだなぁとおもしろいんです。
たとえば、下の絵!

河原町通には市電の線がかいてありますし、立命館大学もそういえば昔、府立医大の近くにあったなぁ。。とものすごくなつかしい気分。そして、立命館の下にかいてある「Mr.プリン」というのは?ひょっとして、70年代には関西のテレビによくでてきていた横山プリン氏。。立命館ご出身だったんでしょうか。。これが調べたくてネットで検索したら「川崎麻世が世に出たパクパクコンテストの番組をキャッシーと司会」とか「横山ノックの弟子」とか、すっかり忘れていたことをいろいろ思いだして本当に楽しいひとときをすごしました。すごく昔の京都絵図なども解読できる人にはおもしろいでしょうが、わたしは口語調のこんな絵図がよーく理解できて楽しい!年代をおってあればファイルしておきたいくらいだなぁ。。世相史のリアルな資料って感じがします。