何をかいわんや

ナンシーさんがなくなってからほぼ一年。もう新しいものは読めないと肩を落としている人には朗報、あちらこちらにちょこちょこと書いておられて今まで単行本に収録されていなかった文章がまとまった。1986〜2001のもので、年代とともに文章がかわってきているのも感じ取れる。年とともに円熟味を増すというか、職人芸っぽく文章も完成しているように感じたが、初期の文章もここからスタートなんだという身近な楽しみがあったりして。。寄せ集め感はなく、読んでいる間中なんか満たされた気分になった。

何をかいわんや

何をかいわんや