日常整理日誌 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2004-12-10

[]稲妻

俳優さんが俳優さんらしくきっちりお芝居をしていて、本当にリアリティのあるよい映画。どの登場人物も、「誰々が○○を演じている」という感じでなくて、もう役そのものにみえる。成瀬監督の映画ってどうしようもない現実が描かれているものが多いのだけど、これもまたそう。だけど「どうしようもないけれど、それはそれでやっていくしかない」って感じが良い。捨て身の強さみたいなものも感じる。

あとすばらしいのは下町の風景、川のある風景、猫のいる風景。同じく成瀬監督の「流れる」もそういうものがすごく味わえる作品だったのだけど、「稲妻」の情景もとてもよい。一瞬出て来る(準備中の)カフェーなんかもよい感じ。

ストーリーは浦辺粂子さん演じる母親と四人の父親の違うこどもたちの物語。。ということで、ちょっとだけ先日みた「誰も知らない」を思い出した部分もあるし、浦辺さんもわたしが知ったのはおばあさんになってからだけど、なるほどこういうあっち流れこっち流れ、という よい意味でも悪い意味でも女性的な(ってなんかジェンダー的に問題ありな言い方?)役をしていたんだと新鮮だったりした。高峰秀子さんはみているだけで元気になるし、今まで名前も存じ上げなかったのだけど、次女を演じた三浦光子さんという方にもすごく魅力を感じた。古き日本のたたずまいが自然にそこにある映画。。ひとりよがりなところが全然なくて大人な感じ。

稲妻 [DVD]

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流れる [DVD]

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誰も知らない [DVD]

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