ほんまに京都人だけが知っている

「京都人だけが知っている」シリーズの第三弾。入江さんの本は自分のことを「いけずで気にしぃ」と紹介するセンスの持ち主。すべてがそういう調子で書かれていていつも楽しく読めるし、現在イギリス暮らしとは思えないほど新しかったり、マイナーだったりする京都の情報が載っていてびっくりするのだけど、口頭できいたら生き生きしているだろうけれど、本となるとそこをもうちょっと調べて勢いに頼らない方がいいのでは。。と思うところもあってそこはちょっと残念。話題にする場所のセンスとかはとてもいいし、ほめてばかりじゃなく、斬るところは辛口に斬っていて小気味いいから、きっとまた新刊がでたら読むんですけれどね。ちょっとひねくれたような あえて強気に書いているようなところがよいと思うし。。

ほんまに京都人だけが知っている (新書y)

ほんまに京都人だけが知っている (新書y)