日常整理日誌 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2008-07-29

[][]RURIKO

林真理子の自伝的な小説を読んだとき、ここまで書くかというところまで書ききるプロ根性に驚愕もし、でもそこまでやるからこそ、どんどん人をひきるけるうまい構成に感心したりしていたが、その時のことを思い出した。現存のスターを使った実名入りフィクションということで、みてきたかのような描写にはほんと大丈夫なのか・・・とあわててつつ、しかしながら興味をとってもひかれどんどん入り込まされた。林真理子の度胸と、おもしろいものを構築する力は確かなものだと思う。

RURIKO

RURIKO

windshipwindship 2008/07/30 21:38 私も、とりあえずちょっと、と思って読み始めたら止まりませんでした。林さんは、RURIKOさんと、こんなに親しくされてるのか!というのが一つの感想でした。許可をもらわれているに違いない、という思い込みからなんですが・・・
これを手に取る少し前、佐野眞一さんの「甘粕正彦乱心の曠野」に興味を持ちまったく知らないけど知りたい甘粕正彦だったので、その名前が冒頭に出てきた時はうれしかったです。昭和は、どこかで、リンクしていくのですね。(って、大変大雑把ないいかただけど)

ponymanponyman 2008/07/31 10:16 あ わたしもこの表紙をみたとき、RURIKOさんとこんなに親しいのかと思いました。
asahi com(http://book.asahi.com/clip/TKY200807080228.html)に、9割8分は想像の産物、と書いてあって大胆だな〜って思ってるところなんですよ。
太地喜和子のことを週刊ブックレビューの司会もされている長田渚佐さんが書かれた「欲望という名の女優」http://d.hatena.ne.jp/ponyman/20070902/1188730362というのも読んだのですが、こっちはノンフィクションで、太地さんと親しかったんだなというのはすごく伝わってきました。こちらもわたしは知らなかったびっくりするような人脈がいっぱいでてきましたが。。あ、この本、京都市図書館にありますよ。
「RURIKO」に戻ると映画「憎いあんちくしょう」のことがいっぱいでてきたのは、ちょうどちょっと前にみていたのでおもしろかったです。ただ、結構突拍子もないストーリーなんで転機になった映画とはおもってませんでした。でも確かにどんたくのところとかこわいほどのシーンで、ルリ子さんすごいな、とは思ってました。あ これ、京都もちょろっと出てくるんですよ。
そして甘粕正彦、いろんなところにちょこちょこと名前出てきて、ちゃんとわかってないもので、なんかうまく頭の中でつなげたいなって思ってるんです。
そう昭和のものっていろいろリンクしていて、知れば知るほどおもしろいんですよね。windさんが5月にちょっと話題にされていた「黒部の太陽」のはなしもでてきて、おお、これが・・って思ってたんですよ。

windshipwindship 2008/07/31 13:54 >9割8分は想像の産物、と書いてあって
へ〜〜、そうなんですか!それはすごいなあ〜〜
ほんと、第一線の方、大勢いらっしゃいますものね。
長田渚佐さんの「欲望という名の女優」、ぜひ、図書館で借ります。(ponymanさんご紹介の『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』を読み始めたのですが、面白いです。)
「黒部の太陽」当時は、撮影が大変だったな印象しかなくて、映画的にも素晴らしそう、と思うようになったのは最近で、ぜひみてみたいと思っていた矢先の、舞台のポスターだったので。。へへ。

ponymanponyman 2008/07/31 14:54 長田さんの本、書いてある事実はわたしにとっては驚きでもwindさんはよくご存じのことも多いかもしれません。でも太地さんの人間性に迫っていてなかなかよかったと思います。「RURIKO」の中の描写で、裕次郎につきそう北原三枝の髪型の描写とか美空ひばりの眉のかたちの話とかがいかにも林真理子らしいなと思いました。辛辣だけどあたっているような・・で、北原さんなんですが、裕次郎妻という存在でまず知ったもので、最近になって昔の映画をみてこういう方だったんだとびっくりしています。「黒部の太陽」のあたりの、俳優のプロダクションの話では、「田宮二郎壮絶」(http://d.hatena.ne.jp/ponyman/20080620/1213921841)とか、アラカンさんの聞き書き(http://d.hatena.ne.jp/ponyman/20070730/1185783027)とかも思い出しました。両方図書館にあると思うけれど、windさん楽しまれると思うよ。田宮さんの方では勝さんを魅力的に感じました。あ・・長くなりますが図書館で他館のもってる視聴覚資料も借りられるようになったみたいだね。

windshipwindship 2008/07/31 16:39 また、失礼します。さっそく予約しました。田宮さんの本も、ご紹介からかねがね気になっていて。勝新さん、ほんと魅力的。それは、亡くなられてからの方が強く感じるような気がします。ご存命の間は、いろいろなエピソードが余りにも強烈に感じられたのかもしれません。「影武者」は勝新さんで見たかったなあ〜〜と、なぜかいつも思うんです。北原三枝、私も現役の大スターの頃はちっとも知らなくて、そんなにすごいと聞いても、まったくピンときていなかったのですが、映画みるべきですね^^ひばりさんのことも、ご家族の事について、別の角度から書かれた本などもあわせて、戦後すぐだから許されていた事も、社会の落ち着きとともに許されなくなっていくあたり、当然、の半面、切ないものがあります。大衆の感覚は正しいような、冷酷のような。

ponymanponyman 2008/07/31 20:58 北原さん、「RURIKO」にも載っていた気がするけれど、「狂った果実」のスチール写真がすごくきれいでほぉーって思いました。映画自体はまだみてないのですが・・このあいだみた市川崑の「青春怪談」という映画ではバレリーナだけど性別まで疑われるような役でへぇこんなのしてたんだ・・って感じでした。
次々本をすすめるばかりで恐縮ですが、北原さんのスチール写真も載っている関川夏央の「女優・男優」って本もおもしろかったですよ。(http://d.hatena.ne.jp/ponyman/20070826/1188120424)そして戦後すぐだから許されていたこととか、その辺のわさわさの本を読むのは楽しいですね〜。わたし、「RURIKO」読んではじめて、あのひばりさんの養子のひとの経緯を知りました。

windshipwindship 2008/08/03 20:12 「欲望という名の女優」読み終わりました。先に読み始めていた『「三島由紀夫」とはなのものだったのか』は面白いながらも難解でなかなかすすまないのですが、こちらは、一気でした。読後、切なくなりました。太地さんの最盛期(?)の舞台見たかったなあ。長年、主義主張とは関係なく労演に入っていて、文学座の舞台も何本もみたのですが、太地さんのはなかったです。そういえば、勘九郎さんとの恋も話題でしたね。奥様になられる方と太地さんを訪ねるところ、なんだか、ぐっと来ましたよ。
幸せな事に「田宮二郎壮絶」がすでに控えているのです。

ponymanponyman 2008/08/03 21:50 『「三島由紀夫」とは・・』は、ほんと読むの時間かかりますよね。ちょっとこねくりまわし系の文章でもあるしなー。「欲望という名の〜」、私には勘九郎さんとのことも初耳で、でもあれ読んで先代の勘三郎さんっていいなと思ったような記憶が。。あと津阪匡章、「天下御免」ってドラマでの稲葉小僧役が飄々として大好きだったんで、でもそのときほんとこどもで、太地さんとのこともしらなく、苦労されたんだ〜とか思いました。「天下御免」で共演されてたみたいですね。労演、うちにもよく案内きてたような気がしますよ。なつかしい。
津坂さんの名前を検索してたら、松岡さんのページにこんな本が。。
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0396.html こちらも興味深いですね。

あ。。なんか今さらなのですが、わたし映画「憎いあンちくしょう」のカタカナで書くべきところをひらがなで書いてまして・・まぁいいかという感じもあるのですが、一応訂正しておきます。

ponymanponyman 2008/08/04 11:38 あ 上のurlうまく表示されないことがありますね。松岡正剛さんの千夜千冊の2001年10月11日の記事で「フォーカスな人たち」という本の紹介のところでした。

windshipwindship 2008/08/04 15:18 あ、ありがとう。上手く表示されなかったのですが、みる事ができて、面白そうなので、早速予約しちゃいました。また、ponymanさんに笑われそうですね^^;ほんと、こういうことは素早い私。
で、日活映画の話なんですが、赤木圭一郎さんて、おられますよね。リアルタイムでは全然知らなくて、映画もみてはいないのですが、ものすごいカリスマ的な人気のあった方というイメージがあるのですが、「RURIKO」にもですが、なぜか、彼のことがエピソードとしてでも出てくることないなあ、と感じています。ちょっと、何故かな?と思います。自分が知らないだけかもしれないのですが。
今日は、川島雄三の「州崎パラダイス」を借りてみました。川島さんてダンディな男前ですね〜〜

ponymanponyman 2008/08/04 20:56 笑わない笑わない!わたしも予約しました。また感想語り合いましょうね!
そして赤木圭一郎さん、わたしは名前は知っているけれど。。程度で、調べてみたら、小林旭、裕次郎に続く「第三の男」みたいないわれかたしてたことが載ってまして。。「RURIKO」の中で第二の裕次郎みたいな書き方ででてた若い俳優さんが赤木さんのことだったんかな〜と今思ってます。「RURIKO」の中で名前をモロだしてあるところとそうでないところには何か配慮があるんかな。。

そして、「洲崎パラダイス」、風景とかもなんかいいですよね。きりっとまとまっていて好きな映画です。新珠三千代って小さい時やさしげにみえて好きだったのですが、一時ちょっと冷たいような感じのところが目立つ気がして、敬遠気味にもなったのですが、最近「社長シリーズ」とかでも森繁相手にちょいお色気路線で出てくるそのプロっぷりにやはりえらい女優さんだと思ったりしてます。いろんな役こなしておられますものね。川島監督のお姿は知らないのですが、有名なせりふのみ知っているような状態です。ぜひ「幕末太陽傳」もみてみてください!「雁の寺」「しとやかな獣」もよかったなぁ。。

yukkekoyukkeko 2008/10/17 11:56 今頃のコメントお邪魔します〜〜
先日ついに!このご本との対面を果たし、ゆっくり読み進もうとおもっていたのですが、吸い込まれるようにぐんぐん読み進んでしまいました。読み終えるのが勿体ないほどでした。
あらためてぽんさんとwindさんのやり取りを読ませていただきさらにふむふむと余韻を楽しむことができました。。
本屋さんでこの本を見かけたらオビにルリ子さんのコメントとして「この本を読んで一番感動したのは私かも知れない」というような事が書いてあって何故かものすごくホッとしました。
アサヒコムの記事の紹介もありがとうございました。。

蛇足ですが、先日(体育の日)にTVのチャンネルをパッパとかえていたら「太地貴和子」の文字が!み○もんたの「今日はなんの日?FuFu〜♪」コーナーで、10月13日は太地さんのご命日だったそうです。女優としての活躍をまとめたVTR、その絶頂期における悲劇に、一緒にTVを見ていた子どもも見入っていました。。
いま我が家では漫画「ガラスの仮面」が流行っているので^^、舞台人としての太地さんの紹介VTRを見てガラカメ主人公マヤと重ねあわせたのかも知れません。。
長田渚さんの本もぜひ読んでみたいです。

ponymanponyman 2008/10/17 22:06 ゆっけさんコメントありがとうございます。はてなスターも!ほんとルリ子さんといい、太地さんといい、女優さんの一代記みたいなのはおもしろいですよね!今もテレビで桃井かおりのをしていてこれもじっとみてしまいました・・あと田中絹代さんの「花も嵐も」っていうのもおもしろかったですよ。あ コメント欄に出てくる田宮さんの本にも太地さんでてきました。たしか。そして、「ガラスの仮面」わたしも興味津々です。美内すずえ、わりと好きなんですよ。「はるかなる風と光」っていうのすごく熱中して読んでました。ドラマも野際さんのことを美内さんがすごくほめておられたのをおぼえてます。わたしも読もうかな〜。。

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