小森生活向上クラブ

古田新太はいいけれど、うーん・・・ムリしてみることないって感じ?「タクシードライバー」「罪と罰」「赤頭巾ちゃん気をつけて」「バッファロー66」などを切り貼りしてしょうもなくしたような・・短編でいいんでは?

サバの秋の夜長 グーグーだって猫である 1〜4 

飼っている猫のことを描いているという意味では同じなんだけどグーグーの前にいた猫、サバのお話はタッチがだいぶ違う。サバの方は擬人化されていて「綿の国星」の延長線上にあるけれど、「グーグー」の方はもっと間口が広い感じ。自分は猫飼ったことないけれど、近所の猫とかの交流で感じる気もちがそのまま描いてある所なんかあってすごく共感。ところどころびっくりするところもあるのだけど・・また大島弓子の日々の暮らし(含む闘病)も感じ取れ興味深かった。読んでいてなんだか心がおちついてきた。結局ずいぶんたくさんの猫の面倒をみる大島さんだが、猫の個性がこんなに多種多様とは!グーグーちゃんのおっとりさは特にかわいい!あと、苦労人のタマちゃん!・・なかなか楽しめた。

サバの秋の夜長 (白泉社文庫)

サバの秋の夜長 (白泉社文庫)

グーグーだって猫である

グーグーだって猫である

グーグーだって猫である〈2〉

グーグーだって猫である〈2〉

グーグーだって猫である(4)

グーグーだって猫である(4)