トラスト・ミー

この作品との出会いはtwitter。元のログがなくなってしまっているのだが、確か「この作品を好きな人にあの作品をオススメしてみる」というようなハッシュタグがあって、自分の好きな作品がいくつかあったので、未見のもみるようにしてみた。その中にあった先日みたイラン映画「サイクリスト」*1もよかったけれど、あちらは、住む世界は違えど・・という気持ちでみていたが、これはさらにもうどんぴしゃりというか、仕事納めの日にトラブル続きでくたびれた自分の気持ちに添ってくれる映画だった。
世渡りに不器用だけど真摯で、かっこいい感じ、ちょっとずつ成長する登場人物、だからといって単純じゃない構成などがとても好み。結構問題ある家庭がいくつか出てくるけれど、それでもそこからやっていこうやっていくしかないじゃないかって感じも好き。愛情より尊敬でつながっている方が信じられるという言葉も大いに頷くし何度も反芻したりしている。サンダンス映画祭脚本賞というのがわかるなあ。私、殴り合いのシーンをみて笑ったのはじめてかも・・それだけ気持ちをつかんでくれた映画だと思う。
ハル・ハートリー監督、もっとみたくなった。

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