怪談かさねが渕

1957年中川信夫監督作品。累が淵題材の文楽「薫樹累物語」*1をみたことがあるが、伊達騒動とからませてあって、この物語とはまた違う感じ。共通するのは、血の因縁がからむ恋愛やのりうつりの要素かな・・新吉を演じる和田孝という俳優さんの優男っぷりが歌舞伎に出てきそうな気配で楽しめる。それを手引きするワルの丹波哲郎、なんとなく髪結新三的。

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