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2018-05-27

[]凶悪

老人を食い物にするダークビジネスをしているリリー・フランキー演じる不動産ブローカーの"先生"。それにうまく操られていて獄から復讐しようとするピエール瀧演じる死刑囚。その事件に関わることになる山田孝之演じる雑誌記者。

白石和彌監督、「日本で一番悪い奴ら」*1をみたときもテンポがよくおもしろいと思ったが、これもなかなかキツい素材ながらどんどんテンポよく見せていく。

山田孝之演じる記者の母も認知症であること、また、犠牲者となった借金を背負った老人の家族の暗い顔なども描写され、ブローカーたちがもちろん一番悪いには悪いが、今、この社会はつけこまれるような構造になっていて、犯罪っていうのは遠いところにあるものでなく、あと一歩、自分たちのほんのすぐそばでちょっとしたことで起きるものだ(だからこそ絶えない)というような気持ちにさせられたりした。

ピエール瀧の実行犯的な強さと弱さがうまく表現されていてとてもおもしろい。佇む人としての山田孝之リリー・フランキーの自分は傷つけることなくずるく立ち回る感じもリアルだった。

Wikipediaをみていると、山田孝之演じる記者の所属する雑誌の編集長は「新潮45」の中瀬ゆかり編集長がモデルとか・・

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*1http://d.hatena.ne.jp/ponyman/20171111/1510389077 あちらも警察ものだったけれど、「凶悪」の方でも逮捕のシーンなかなか鮮やかだった。

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