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2018-07-08

[][][][][日本映画傑作全集〕をり鶴七変化

お家騒動に二役をからませてあって、先日観た「桃太郎侍*1系譜を思い浮かべたが、ビデオにはさまれた「山根貞男のお楽しみゼミナール」という冊子によると、

お家騒動女形の役者、二役と見てゆくと、「雪之丞変化」(三五)から「小判鮫」(四八)「蛇姫道中」(四九)まで、長谷川一夫の映画がつぎつぎ思い浮かぶ。

とある。ストーリー展開的には少しわかりづらい部分があったと思う。気にせずみていったらなんとかなるれど。

主人公を務めた伊原史郎氏は、常磐津総家の御曹子・岸沢輝太夫が映画界にデビューしたものだけど、その後姿をみないということで、売り出しには失敗したと思われるとの山根さんの評。わたしは、女形の台詞が大好きなのでそこがとてもナチュラルで、みかけもすっとしていてみていて好きだった。

出だしの傘のシーンはとてもはっとさされられた。山根さんも傘の波、人の波、あるいは何度も出てくる斜め俯瞰のロングショットなど、ベテラン石田民三のみごとな画面づくりとしながらも、それが、新人が画面であまり映えないので空転しているというような評。そのぶん皮肉にも渋く輝いていたと書かれているのが、脇の月形龍之介。確かに月形龍之介は目をひく。

色川武大さんの「なつかしい芸人たち」*2や、「エノケン孫悟空*3でお姿を意識して拝見して以来気になっている高勢実乗さん(山根さんによると"あのねのおっさん")の易者姿が目をひく。「ワシャ、カナワンヨー」の決め台詞も。

籠屋が定番の権左と助十かと思いきや、こちらのサイトの指摘で、助三と権十と気づく。ノリは権左と助十だった。

浪人稲葉幸助を演じた澤井三郎氏いい味。

脚本の大和田九三は石田民三ペンネーム角田喜久雄の原作小説は、1956年にも勝新、玉緒主演の「折鶴七変化」として映画化されたと山根さんの解説にある。

windshipwindship 2018/07/20 19:23 >ストーリー展開的には少しわかりづらい部分があったと思う。気にせずみていったらなんとかなるれど。

まったくそうでした^^;
それでも、もう少し整理したらもっと面白い映画になるのでは。。なんて、厚かましいですね。
本人を前にして、本人を見ながら化粧を施す場面は初めて見た気がしました。

冒頭の傘のシーンは、素敵でしたねぇ〜〜
高勢実乗さん、月形龍之介さんそれぞれ違いますが、印象に残りました。長谷川一夫さんもちらりとでられたり。。。
上手く言えませんが、いろんなテイストがありすぎて主役さんを引き立てきれなかったかもしれませんね。
でも、ほかの作品も見たいと思いました。

ponymanponyman 2018/07/22 22:52 そうそう石田民三監督、構図いいなあという時あるのですが。。確かにおもしろいところもたくさんあれどまとまりきってないのかもですね。石田民三監督、ふや町おすすめの「花ちりぬ」はご覧になりましたか?あれはほんとにユニークでみるべき映画と思いました。

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