三度目の殺人

台詞の中に確か役所広司演じる主人公のことを「からっぽの箱」と表現するところがあったと思うが、たしかに彼を通し、彼本体ではなく周りの状況があぶりだされてくる。その経過を味わう映画なのかな。
斉藤由貴の演じる依頼心の強い母親、反面教師として肝に銘じねばと思うような迫真。