日常整理日誌 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2018-08-30

[]大家さんと僕

昭和一桁生まれの大家さんと矢部太郎氏の交流。はじめのころの、大家さんが大事に思っている常識が若いものにとっては「へえそうなのか」という感覚、これは私が大正生まれの父と暮らして常に心に浮かぶ感情で、身近なスタートとなった。

なんといっても大家さんのユーモアがべたべたしてなくてなんだかドライでいい。そこをうまく拾って伝える矢部氏も良い。結構軽めの芸能人仲間と大家さんのやりとりなども、自分とは違う存在への眩しさみたいなのもあいまって楽しめた。

大家さんが行きたかった知覧はやはり大正生まれの伯母が身近なひとのことを思って特別の思いで訪れたときいており、そこにも親近感をおぼえた。でもシリアスになって読みづらくなるわけでは決してなく、あたたかいけれど笑える感じにまとめてあるこの頃合いがいい。

絵柄もよい感じ。

大家さんと僕

大家さんと僕

2018-08-16

[]雪花の虎 5

彼岸花背景の表紙絵も良い。大人の女性としての景虎。勢いがあって楽しめる。歴史知識ない人間の気持ちを引っ張る力、大!

雪花の虎 (5) (ビッグコミックススペシャル)

雪花の虎 (5) (ビッグコミックススペシャル)

2018-08-13

[]聖おにいさん 15

仏陀キリストの古典的な世界と、現代のアイテムとの融合、このどっちもきっちり描いてあるからおもしろいんだろうな。現代的なものをうまく使いこなす姿も、初心者的なおどおどさも愛らしくて。今回はスポーツジムの用語と、復活とのからませ方が面白かった。

聖☆おにいさん(15) (モーニング KC)

聖☆おにいさん(15) (モーニング KC)

[]猫ピッチャー 7

これも「聖おにいさん*1と同じく、猫の生態とプロ野球、それぞれの世界は偽りなく(って野球の方はわたしは知らないが多分そうと思われる。)丁寧に描き込んだ上でのこの共存がおもしろいんだよな。猫の、やることは勝手だがサマになってる様子がうまく生かされている。

猫ピッチャー 7 (単行本)

猫ピッチャー 7 (単行本)

[]プリンセスメゾン 5

現実から遊離しきっている人たちでなく、ちゃんとこの社会で生きつつも、今の生き方にしがみつくことなく、声をかけられればそれも検討するような柔軟な姿勢の持ち主の姿、読んでいてしっくりくる。

プリンセスメゾン (5) (ビッグコミックス)

プリンセスメゾン (5) (ビッグコミックス)

2018-07-31

[]重版出来 10、11

10巻は作品の映像化に伴うあれこれ、作者の思い、現場の調整など・・そういうことあるのだろうなと思いながら読み進める。

松田奈緒子さんという書き手を信用しているから、悪い事態になりそうな気配も安心して味わえるところがある。

テレビ版で荒川良々が演じていた、ラーメン大好きの壬生さんの、ぼそっというネガティブおもしろいセリフがとても気に入っている。壬生さんから主人公(体育会系)に担当の変わった作家さんの、体育会系への苦手意識・・わかりすぎる・・でもこの物語の展開にもあったように、非体育会系が閉ざした心を開くことも大事だろうなと自分の経験でも思う。松田さんの周りにも多分そういう人多いのではないかな・・

11巻の普段はちゃらちゃらしてみえる作家、しかも女性に振り回される話も今までに出てきた高畑一寸さんの、アイドルとのエピソード、きゅんときたし惚れた!これも、リアルな話によい味付けがしてあったなあ。

重版出来! (10) (ビッグコミックス)

重版出来! (10) (ビッグコミックス)

重版出来! (11) (ビッグコミックス)

重版出来! (11) (ビッグコミックス)

2018-07-30

[][]俺、つしま

猫の表現がリアルで、ふてぶてしいかわいらしさがたまらない。世話をしている女性のタッチが雑で、女性なのにおじいさんといういい加減さがいかにも猫の頭の中での人間の姿のようでそこにも芸の細かさを感じる。

主人公の猫がつしまって名乗っているのは、ただのイエネコではないとにらんでしまったおじいさんがいたから。本格的な話がはじまる前の冒頭のそのストーリーにも惹かれた。実は自分もうちにいるキジトラがどうも野生が強いなと感じているので。

ぼんやりした猫ちゃーにも親近感。(自分と重ねている)

大滝秀治のホンカンシリーズや「前略おふくろ様」のパロディーに声を出して笑ってしまった。作者(きょうだいらしい)の年齢私と近いのかな・・自分のペースのキャットシッターがシシドカフカ似(しかも「キル・ビル」のユマ・サーマンみたいなジャージ姿)なのもウケた。

俺、つしま

俺、つしま