日々の泡。

popholic diary

7月の雨

今日から7月。雨。なんというかtwitterのTL追ってると、言葉が出てこなくなる。いろんなものが渦巻きすぎていて、もはや自分が語ることなんか何もないんじゃないかと思う。
世界の景色は変わっている。もう昔みたいに呑気にブログ書いてる時代じゃないのかもしれない。
とかなんとか、考え出すときりがない。自分の生活、身の回りのこと、所詮どーでもいいようなことを書き綴るしか自分は手段を持たないが、なんだろうな、“でも、やるんだよ”。
はい、そんな訳でここんとこ毎週末映画観てて全く追いついてないけど覚書程度に。
アレクサンダー・ペイン監督「ファミリーツリー」は妻の事故をきっかけに仕事一辺倒だった父と、子供たちが絆を取り戻していく物語。なんて書くとなんだかくっさい内容のようだが、ハワイの乾いた景色とべたつかない演出がマッチしてて品のある映画だった。まさに思春期の娘を持つ父親としても考えさせられる部分があったし、じんわり滲みたなぁ。
三池崇史監督の「愛と誠」も観た。ま、物好きの観る映画です。完全にコントの世界。むしろもっとめちゃくちゃでも良かったんじゃないかな。ヒロインを演じる武井咲ちゃんはもともとあの完璧すぎるルックスと妙に引っ掛かる声質が、現実離れしてるので、作りもの感を全面に押し出した作品にはピッタリ。あとやっぱり安藤サクラは凄いな。彼女が出てると画面が締まる。安藤サクラに外れなし。平成の樹木希林と呼びたい。