日々の泡。

popholic diary

GWに想うこと

ということで、何か月ぶりなんだよ!って感じですが、久々にこちらに少し書いてみようか。
それにしても、なんだか世の中きな臭い。生まれて43年と4ヶ月、今が一番「悪い」時代だと感じている。
「悪い」?いや「怖い」?なんて言ったらいいのだろうか、とにかくなんだかうすら怖さを感じている。
週刊誌は相も変わらずヘイトを拡散させ続けているし、大好きだった本屋もヘイトに溢れた本を平気で並べ立てている。
今日もテレビをつければ、隣国で起きた不幸な事故に同情するふりをして、偏見に満ちたヘイトを蒔き散らそうとしている。
まったく「優しい言葉で勇ましいことを言う奴らがのさばる」酷い時代だと、バカな俺でもさすがに感じる。
どんどんどんどん言葉は封じ込められ、ヒステリックなツッコミがどんなボケも許さない。笑って「いいとも」な時代ではなくなったんだな。
そのうち、全てのポップソングは放送禁止になるんじゃないか。ジョン・レノン清志郎も、黒く塗りつぶされちまう。
いやいや、考え過ぎですよ。そんなこと、あるわけないでしょ!
と俺だって、思いたい。
でも、今この国に漂う空気の中に居ると、そうも思えないのだ。
空がまた暗くなる。
なんて言ってられない。もう随分暗くなってて、俺は怖くて仕方ない。
人はそれが正義だとされて、それが許されるなら、いくらでも残酷になれるものだ。
だからこそ、歴史を学び、知恵を絞って、無理をして無理をして、そこから逃れないとならない。甘い甘いヘイトの実をこれ以上ばら撒いてはならない。
僕はそう想う。