位置情報取得時にトラブル?

昨日、WX310Kを1日使っていて気になることがありました。
コロプラをやっているので移動したりすると位置登録をするのですが、位置登録が正常に出来ないことが2度ほどありました。
具体的な症状としては、位置登録をいしようとすると「位置情報取得中」の状態で止まってしまいます。最近、コロプラはトラブルが多いのでそれが原因かとも思い、GPS City(も、やってます^^;)で現在地更新したり、ちず丸で現在地表示してみたりしたのですが、やはり同じ症状です。Operaを一旦終了しても回線を一旦切断しても状況が変わりません。
今のところ確認できた対処方法としては、WX310Kを一旦電源を切って入れなおす、と正常に位置登録が出来るようになります。
昨日は、WX310KWX310SAが発売されて、AIR-EDGE PHONEのセンターは大変負荷がかかっているとは思うのですが、それが影響しているのならば何度か試せば何とかなりそうですが、一旦この状態になってしまうと電源を入れなおさないと直らないようです。
これはWX310K自体の不具合だと思うのですが、どのようにすると再現するのかは不明ですが、昨日に2度、本日既に1度、おきていますのでそこそこの頻度です。




コロプラはタイトルにコロニーの番号が出ていてバレてしまうので^^;、GPS Cityの画面です。
位置情報を送信するとこの状態のままでずっと止まってしまいます。キーは受け付けるので元のページに戻ることは出来ます。



ブックマークの移行

昨日はWX310Kが手元に届いてから、すぐに必要なコロプラGPS Cityのアドレスだけを移して色々触っていたりと慌ただしかったのですが、今日は時間にも余裕があるのでAH-K3001Vからブックマークを移行しました。AH-K3001Vの時から良く使っているBookmarkletもありますので早めに移さないと不便ですからね。
WX310Kには携帯マスター15LEが添付されていますが、どうしても必要なソフト以外はあまりインストールをしたくはないので(本当は面倒なだけですが・・・)、AH-K3001Vで使っていた京セラユーティリティが使えるかどうか試してみました。
結果、ブックマークツールでしか動作は確認していませんが、何も問題なく利用できました。
実は後で気づいたのですが、WX310Kには携帯マスター15LEだけでなく、京セラユーティリティも添付されているようです。バージョンが違うかもしれませんけどね。
少し話はそれますが、AH-K3001Vでブックマークのサイト名の先頭に「00」〜「99」と付けている方がいますが、これはブックマークを読み込んで書き出したときに勝手に順番が変わってしまうことを防ぐためだと思いますが、少なくとも私が使っているバージョンの京セラユーティリティでは順番が変わるようなことはありません。そもそも頻繁に順番を変えることってあまりないと思いますし、多少面倒ですが順番をすこし入れ替えるぐらいならば先頭に番号など付けなくてもできますので、先頭に番号を付けなくても良いのでは? 頻繁に順番を自由に変えたい人は必要かもしれませんけどね。
ちなみに、WX310Kでは、本体でブックマークの並べ替えが出来るようになっていて整理しやすいです。

あ、つながらない・・・

夜中に目が覚めてコロプラにアクセスしようとすると・・・つながらない。
Operaを起動しても「!メール自動受信中のため接続できません」という表示が出て接続できません。何度か試すのですがやはり同じ状態です。
このメッセージから想像して、メールが正常に受信できないことが原因と思い(そんな状態になることもおかしいのですが)、とりあえずメールを受信してしまえば問題なくなるのでは? と思ってメールを受信しようとすると「サーバーが見つかりません」と表示されてしまいます。
例によって個人的な推測ですが、一応、理由はこんなところではないでしょうか?

  • メールの受信通知があり実際にメールサーバに接続してメールを取得しようとするがAIR-EDGE PHONEセンターに接続できない
  • 結果、メール受信という動作が途中で止まってしまうことになる。
  • そのため、センターに接続するような動作があっても、今はメール受信中なので他のことは出来ませんよ、という状態がずっと続く

と、こんな感じではないでしょうか?
ちなみにこの状態になると、位置情報送信と同様、WX310Kを一旦電源を切って入れなおさないと直りません。電源を切ることにより受信動作が強制的に終了するからでしょう。
さて、なぜ接続できないのか? この2日間、AIR EDGE PHONEセンターはアクセスが集中していることもあるでしょう。それが理由なのかもしれませんが(キャリアとしてはそれも大きな問題ですが・・・)、WX310K単体で起きている不具合なのか、AIR-EDGE PHONEセンターの負荷等で接続が不安定なことが原因なのか、そのどちらにしても受信動作が途中で止まってしまったような状態になってしまうこと自体が問題ではないでしょうか?




Operaを起動して接続しようとしてもこのメッセージが出て何も出来ません。

この2日使ってみて

正直、完成度が低いといわざるを得ません。5/1のウィルコム定額プランで、ユーザーが増えて勢いがついています。その勢いに乗ってこの年末に多くのラインナップを発売し、その中にはW-ZERO3という注目を浴びる機種も用意されている、それは戦略的には正しいのでしょう。今まで1度にこれほどの機種を用意したこともないでしょうし、時間的にもかなり厳しいものだったと思うのですが、関係者の方々はものすごくがんばっていただいたことだと思います。ご苦労様です・・・という事実があろうと、少なくともこの現状を考えると、無理しすぎだと思います。
AH-K3001V発売時にもトラブルはありました。また、ありがたいことにその後何度もファームウェアのバージョンアップを行い不具合の修正だけでなく改善もされていきました。
ただし、そのAH-K3001Vも、ここまでひどくはなかったと思います。正直なところ、これまで出ているトラブルは携帯電話としての基本的な機能で不具合が出ていると思うのですがいかがなものでしょうか?
時間的な制約もある中、ものすごくがんばったのだと思いますが、AH-K3001Vの時のようにファームウェアのバージョンアップでの対処、という甘えがあったとしか思えません。
これって携帯電話なのですよ。パソコンがカタログに掲載されている1部機能が後日バージョンアップにより使えるようになるということを目にしますが、やはりそういうものとは違います。もちろん、最近の情報家電もそうですが、昔の単純な家電とは違い、複雑になっており1度で完全なものが出来なくなっていることもあるかもしれません。特に携帯電話などは単独で通信が出来るので発売後のアップデートということもしやすいでしょう。
でも、少なくとも基本的なところはやはり抑えておくべきではないでしょうか?
この状況を見ているとW-ZERO3もどうかと思います。PDA的側面もありますしそういった部分でアップデートというものが必要な商品ではあるかもしれませんが、やはり基本的な部分は押さえていなくてはいけないと思います。
京セラとシャープはメーカも違うし、ということではなく、そもそも無理なスケジュールを引いてしまったウィルコム自体にも問題あるでしょうね。
マニアな方は気づきにくいとは思いますが、5/1のウィルコム定額プラン以降、本当に普通の方がウィルコムという新しい定額携帯電話というものを受け入れています。彼らにはDDIポケットというものの存在を知らない人もいるでしょう。下手をするとPHSということも知らない方もいるかもしれません。Operaというフルブラウザが載っているものの、なんともレスポンスの悪く、外出中にバッテリが無くなっても外で充電も出来ないしバッテリも売っていない(USB充電というのは個人的には助かっていますが普通に使われている方からすれば特にメリットがないものです)、はっきりいえば小さいだけが取り柄のAH-K3001Vが売れたのは、ひとえに通話やEメールが定額だということが最大限の魅力に他なりません。携帯電話としての基本的な機能を電話代というものを意識せずに使えるわけです。
基本をおろそかにしては何もならないです。この状況を考えるとW-ZERO3の出荷時の出来もどうかと思います。
別にW-ZERO3が思い切りコケてウィルコムが倒産しようと自業自得ですが(個人的には困りますが)、それでスマートフォンというもののイメージが悪くなるようなことであれば本当にありがた迷惑ですね。
ついでに言わせていただきたいのが、スマートフォンとは言ってませんよという意見を何度もいただきましたが、言ってる、言ってない、ではなく、少なくとも電話もできちゃう高機能な端末という扱いが、一般の人が考える「スマートフォン」という定義(がしっかりはしていないですが)、のものだということでこういう表現をしているわけです。メーカーがスマートフォンとは言ってなくても、これは電話ではないですよというアピールも特になく、逆に通話も出来るということをアピールしたり音声ラインナップの1つで扱っていたりしているわけで、そういう電話という側面があるからこそ、私も電話の基本的な機能が出荷時から抑えられていないとまずいのでは? と思うわけです。
別にマニアな方だけを相手の商売であるW-ZERO3なら良いのですが、ソニーPDAから撤退し、東芝も新機種を出さず、シャープもSL-C700以降、あまり大きく変わっていない、という状況の市場に、5万以下の価格でW-ZERO3を売ることがビジネスとして成立するかなんて事は誰でもわかることです。結局、普通の人にも買っていただかないといけないのです。それはウィルコムW-ZERO3の発表時にもPDAユーザーだけを相手にしているわけではないことはわかるはずです。
先ほどのパソコンの例を考えていただければわかるとは思いますが、PDA的な部分の不備はまだしも、携帯電話としての不備があるのでは、問題ありだと思います。既にWX310Kという携帯電話型の端末でこの状況ですからね。
個人的にはWX310Kは気に入っています。なかなか快適です。不具合だってきっとファームウェアのアップデートなどで解決されていくでしょう。しかし、ウィルコムの考えの甘さが見え隠れしているようでちょっと残念です。