IE7

popopo_20042006-03-10

若干の検証(に近いもの)のようなこともあり、ここ最近、時々Vistaを使ってます。
まぁ、良いかどうかはともかく、個人的にはVistaに載っているIEが結構お気に入りなのです。
家のプライベートで使うマシンは当然XPなわけですが、VistaIEが結構気に入ってましたので、XP用に配布されているIE7のβ版をインストールしてみました。
以前、この日記でも書いていますが、Firefoxをかなり以前から使ってます。どれぐらい前からかと言えばFirefoxという名前になる前からなんですけどねw
特にタブブラウザの機能に固執しているわけでもありません。一時、タブブラウザが沢山誕生しては消えていったのを横目に(どういうレベルのものかは確認しつつも)特に気にはなりませんでしたが、Firefoxに関しては最初の頃から使ってますね。元々、Netscapeをメインで使っていたことも、Netscape 7でどうにも重くて使う気がなくなったこともあり止めたこともあってか、ある程度期待はしておりましたので。
そんな私でもIEを無くすわけには行きません。Microsoft Updateをする時には必要ですし、IEでないとデザインが意図していたものと異なるページもありますので。そもそも、デフォルトのブラウザはIEのままです。Firfoxで問題なく見れて、IEで問題があると言うページはそういう意図で作られたページぐらいであって、使い勝手などはともかくほとんどのページはIEで正常に見えることを前提にページは作られているわけですからね。
それとブラウズする時に自分でブラウザを立ち上げるときは別にどのブラウザを使おうが本人が意識して行動しているわけですから好きなブラウザを使えばよいのですが、他のプログラムからブラウザ立ち上げられるときなんかは、やはりIEを前提としている場合が多いので、設定は変えるべきではないと思う気もしますので・・・。
それでもFirefoxの利用がほぼ95%以上を占めていると思います。1日に1度もIEを使わない日は頻繁にあります。使っている日もソフトウェアのヘルプがHTMLでIEが起動したと言うことのほうが多かったりしてますのでw
慣れてしまうとタブブラウザは便利です。元々、何か調べたりすることも多いので、沢山のページを同時に開いたりすることも多いので助かります。数多あるタブブラウザの中でタブ機能が弱いと言われている(らしいですが個人的にはどうでも良い)Firefoxですが、少なくとも私にとっては、動作が軽快なこと、タブが開くこと、操作体系がわかりやすいこと、で充分に満足いくものです。左クリックの変わりにホイール(中央のボタン)のクリックでタブが開き、タブをホイール(中央のボタン)でクリックすると閉じる、このわかりやすさは使いやすいと思うのですが、IE7もまったく同じ操作方法です。IE7タブブラウザであることはわかっていたことですが、タブの操作方法がFirefoxと同じであることはありがたいです。ある一定の認知度があるFirefoxと操作性を統一している(=特に意味も無く操作方法を変えてるなど意味の無いことがない)ことに大変好感が持てます。
そうなってくると、IE7を使っていくことに問題が少ないです。技術的な問題ではなくシェアや商品の性質上、IEで確実に表示されることを前提としたページが多いわけで、IEFirefoxのように便利に使えれば快適です。
個人的に、どうしても気になっていたFirefoxで出来ない(なぜ出来ないの?)、再変換がIE7にすることにより問題なく出来ることが非常に助かりますね。
このまま、VistaまでIE7がメインのブラウザになりそうです。

個人的にはタブの切り替えを下のようにビジュアルな状態で選ばせてくれるのはありがたいです。

表現方法は違いますが、Vistaのタスクマネージャの、プログラムの縮小表示で選ばせるのに通ずるモノがあると思います。
まぁ、今までにもタブブラウザの中にこのタイプのものはありましたけど、便利には違いないです。

パンダってなんでしょ?

今日、ものすごいジェネレーションギャップを感じる大事件がありましたw


某所でこんな会話がありました。
ぽぽぽ!「王子動物園にはパンダがいます。日本で三箇所しかいませんから貴重ですよ。 」
ぽぽぽ!「書き忘れましたが、もちろんジャイアントパンダです。レッサーパンダなら国内にゴロゴロいますので^^;」
Aさん「そうですよねぇ、普通のパンダはいっぱいいますよねぇ。」


Aさんは私より若い方ですが立派な社会人です。


この世代の方は、普通のパンダ=レッサーパンダなんですね。
ものすごいショックを受けましたね。かなりのショックです。
自分的には、普通のパンダ=ジャイアントパンダで、レッサーパンダはわざわざレッサーパンダと区別を付けないといけないものと思っていました。レッサーパンダってパンダって名前なのにパンダじゃないじゃん的な印象の人も多かった気もするのです。某村上隆の某ナマケモノが見てたに出てくるレッサーパンダも、パンダって名前なのに偽者という扱いで、腹黒いヒール役っぽい扱いでしたが、これも、そういう印象の人がいるからこそ出来るキャラなんだと思うのですが、(ちなみに私はレッサーパンダも嫌いじゃないし、レッサーパンダ絶滅危惧種です)、風太君のおかげで有名になったのかもしれません。
この世代の方は、カンカン・ランランも知らないかもしれないし、パンダって特別な動物という印象より、まぁ、あまり見かけないけど珍しいのかなぁ、程度なんでしょうね。
私は、カンカン・ランラン世代から少し後なので、日本に来たのは知らないのですが、パンダさんは、上野にしかいない白黒の大きいかわいい動物で名前はカンカン・ランラン、という印象を子供のときから刻まれています。
これからジャイアントパンダの話題には、パンダではなくジャイアントパンダと書かないといけないのかもしれませんね。
後、ちょうど王子動物園の話しが出ましたがその話を。
中国はジャイアントパンダをどこかの動物園にあげることをしない方針です。絶滅危惧種で数も少なく繁殖がかなり難しいので、繁殖研究目的でレンタルと言う形を取っています。レンタル期間は一律10年のようです。王子動物園ジャイアントパンダも後数年でレンタル期間が終わるわけです。この日記でも書きましたし、王子動物園に見に行きましたが、正直なところ、王子動物園にはあまりヤル気が見られない(もちろん飼育係さん等の現場にいる人たちは一生懸命だと思いますが)し、希少動物のジャイアントパンダを受け入れるというレベルではないと思います。
私の1番お気に入りのアドベンチャーワールド(以下、AWS)のジャイアントパンダは来日以来10年を過ぎてますが、9年目に赤ちゃんが生まれて、あれから3度も自然交配で出産しているので(中国でも自然交配する例はほとんど無く人工授精がメインなので)、特別に延長だと思います。AWSにそのままにしておけば数年毎に子供パンダは増えますし、無理に中国につれて帰るメリットも無いからでしょう。生まれた子供パンダを貰えばよいのです。実際にAWS生まれのジャイアントパンダは中国に行ってます。
失礼ながらあの田舎で立地条件も最悪なAWSの一生懸命さには頭が下がります。実はいつも経営的に大丈夫なのか心配なのですよね。ジャイアントパンダ6頭を抱え、もし経営的にいきづまりがあったりすると・・・なんて考えたりします。各地の動物園が赤字で悩み、多くの遊園地が閉鎖される中で、立地条件が悪いAWSが続けられることはものすごい努力をしているのだろうことは想像できます。結局はお客さんが来なくては話も進みませんし、そのための宣伝も一生懸命です。私が一番驚いたのは、静岡県内でもAWSのポスターを確認することが出来るのです。白浜行きの観光パンフレットではなくあくまでAWSが単独で出しているポスターがJR駅構内に張ってあったりします。
それと比べると、比較的交通の良いにもかかわらず王子動物園はどうにも不満が多いですね。そもそも経営の体制も違いますし、宣伝することや来客者数が全てとはいいませんが、それにしてもただジャイアントパンダがいるだけと言う状態はどうかと思います。あのレベルだったらAWSがいくら田舎とはいえ同じ関西圏なわけで、それなら別の地方、九州や北海道・東北のもっとヤル気のある動物園でジャイアントパンダを公開してあげたほうが見に来る人ももっと喜ぶと思いますし、もっと言えば、現在パンダに無いアメリカとかの国に持っていったほうが良いと思います。
私は良く知らないのですが、ポートピア博のときもジャイアントパンダが来ていたようですし、神戸と中国は何か太いパイプがあるのでしょうね。
うがった見方をすれば、空港もそうですが、ヨソにあるものはウチも欲しいという神戸の悪いクセにも見えますが、どういう経緯かはともかく、世界的にも希少価値のあるジャイアントパンダがせっかくいるわけですから、もっとそれに相応しい状態であって欲しいですね。

訂正:
アメリカにはジャイアントパンダがいないとかいてしまいましたが、いますよと言うメールが来ました。わざわざありがとうございます。
アメリカのパンダは、一時、まとめてお亡くなりになった時期があり、アメリカ大陸からパンダがいなくなってしまったような記憶があったのですが、どうも勘違いのようです。
それどころか、モノクロですが厩舎内の動画配信までしているじゃないですか。AWSもしてくれないかなぁ・・・。しかし、このパンダ、メシ食ってばかりです。