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2017年11月25日 土曜日 人力検索はてなの昔と今、そして競合サイト このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

人力検索はてなに投稿した回答への補足で、人力検索はてなあゆんできた道を書きました。

昔の人力検索はてな

そもそも人力検索はてな2001年7月に開始したサイトで、OKWAVE (2000年1月開始) よりは開始が遅かったものの、たぶん人力検索サイトのなかでは一番人気のあるYahoo!知恵袋 (2005年11月開始) よりははやいので、その点では歴史あるサイトだといえそうです。

サイト名称が人力検索はてなというだけあり、これが開始した当時は、検索サイトではみつけづらい、もしくは検索するのが面倒くさいという人のために、質問をみた人がかわりにウェブサイト検索してくれるというサイトでした。そのため、回答にもウェブサイトアドレス記載必須という制約がありました。(後述の1回目のリニューアルにより選択式になりました)

そのため、PC版人力検索はてなの「質問一覧」のページで、「経過」の昇順 (↑) に並べ替えると、「〇〇のウェブサイトを教えてください」という質問がほとんどをしめているのがわかると思います

また、初期のころから「回答への返信」や「ポイント」といった基本的機能はついていたようです。(開始数か月間のみキャンペーンですべての質問ポイントなしだったようですが)

その後、2004年2月に質問の種類で「アンケート」が選択できるようになりました。

アンケート登場と同じくらいの時期に (正確な日付は不明) 、各質問掲示板が登場し (後述の1回目のリニューアルにより質問へのコメント機能に変更されています) 、質問者さんに質問したいことなどを自由に書きこむことができるようになりました。これにより、「質問おかしな回答はつけたくない」「ちょっとだけ書きこみたい」といったかたなどでもより気軽に質問に参加できるようになりました。

2006年3月、1回目の大規模リニューアル実施時代にあわせて、また、利用者から意見もふまえ、1からシステムがつくりなおされました。(過去質問スタッフによる引っ越し作業実施)

2008年8月質問や回答に☆をつける機能が追加されました。質問者や回答の閲覧者、その他第三者など、だれでも直接回答を評価することが可能です。いい回答ほど☆を多くつけるということもできます

2008年12月ニンテンドーDSiうごメモシアターが登場。この機能運営している会社はてなだったこともあり、はてな知名度が一気に上昇、はてなのほかのサイトも一躍有名になりました。(おそらくこのあたりがはてな人気のピーク)

もちろん、この人力検索はてなでも、ゲーム機から投稿件数が一気に増えました。わたし2009年使用していたはてなIDゲーム機から投稿したこともありました。(現在は一度退会してはてなIDid:portal18 に変更しました)

ただ、2013年7月に登場したニンテンドー3DSワールドうごメモギャラリー運営会社任天堂になったため、「はてなから作戦での利用者の囲いこみができず、それによりはてな知名度もあまり上がらず、ゲーム機から投稿件数も伸び悩みました。あのときはてな人気はどこへ行ったのやら...。

2010年2月、質問ターゲットを13歳以上に設定できるようになりました。(アンケート以外も含む)

これにより、非常に高度な知識必要質問など、どうしても子どもには回答してほしくない質問対象者をしぼることができます

今の人力検索はてなや競合サイト

2011年5月、人力検索はてなは2回目の大規模リニューアル実施

2011年7月、特に質問に回答してほしいユーザーリクエストできるようになりました。

2011年8月TwitterFacebookのみを利用しているユーザー (つまりTwitterFacebookのIDがありはてなIDがない人) も無料質問なら回答できるようになりました。

2011年10月、回答への返信機能を大幅に強化。これまでは質問者が一回コメントを書けるのみでしたが、回答者コメントを書けるようになりました。

さらに、質問が終了する前であれば質問者回答者以外のただの閲覧者であっても回答ごとにコメントができます

これにより、回答をみているユーザーも各回答に意見をだしたり、質問が終了したあとでも質問者回答者であれば返信できるため、終了したあとに回答を編集したい場合などより便利につかうことができます

また、コメントにははてな記法を利用した装飾ができます

2011年12月カテゴリー別に質問の一覧を表示できるようになりました。

2012年2月、人力検索はてなiPhoneアプリが登場。ただ、思うように開発が進んでおらず、2016年11月をもってアプリを終了し、すべての機能Web版に統一されました。

2012年3月、はてなOneのともだち (現在Facebook友達) にのみ公開される質問投稿できるようになりました。

2012年7月、質問者名前を公開したくない場合匿名質問できるようになりました。匿名質問は回答もすべて匿名になります質問・回答は13歳以上にのみかぎられます

2012年8月質問に補足を書くことができるようになりました。

これまでも、質問コメントが書けましたし、各回答にも返信ができましたが、補足の場合はより目だつ場所に表示されるので、質問文をより詳しくしたい場合や、回答してくれた全員 (ひとりひとりではなく) に一括で返信したい場合活用できます

はてな記法を利用した装飾ができるため、たとえば、質問複数枚の写真を貼りつけたい場合は、(質問本文には1枚しか写真が貼れないため) はてなフォトライフ複数写真投稿しておき、補足欄に複数写真を貼りつけるという方法があります

2012年11月質問カテゴリー修正できる機能が追加されました。

2018年1月追記: 2013年8月回答拒否機能パワーアップしてコメント拒否されるようになりました。回答を拒否してもコメント悪用されることをふせぐための変更です。情報提供してくださった id:a-kuma3 さんありがとうございました。

2014年7月、回答期間を最大で30日に設定できるようになりました。(これまでは7日で固定)

すぐに回答がほしい場合も、時間をかけてたくさんの回答がほしい場合も便利に利用できます

このように、昔は人力検索はてなならではがたくさんあり、登場時期も早かったですし、さらDSiうごメモによりはてな知名度が上昇した (DSiうごメモは一部機能運営はてながおこなっていました) ときにはDSi・3DSからの利用にも最適化されていたこから、ほかの人力検索サイトとは差別化ができましたし、ユーザーのいれかわりもかなり多かったのですが、現在は他社の人力検索サイトにはないような斬新な機能は減ってしまいましたし、ただでさえ利用者が多いYahoo!アカウント質問できる「Yahoo!知恵袋」というユーザーが大きく増え (アカウント作成が面倒なだけでやめる人も多い) 、人力検索はてな自体スマートフォンへの対応が遅れ (スマートフォン版ではいまだに利用できない機能があるうえに前述のとおりアプリ版もない) 、Twitterアカウントのみで質問に回答する機能 (無料質問のみ) はありますが、告知が不十分で、3DSのうごメモ運営はすべて任天堂にな理、はてな知名度が伸び悩んだため、ゲーム機からユーザーが減り、ユーザーのいれかわりが少なくなり、たくさんの質問に回答しているのはほとんど同じ人というのもめずらしくなくなりました...。

競合サイト

サイト個性をみてみましょう。人力検索はてな個性については人力検索はてなのわたしの回答を参照。

発言小町

1999年10月人力検索はてなより開始が早かったOKWAVEよりも早く開始したサイト。(OKWAVEベータ版とくらべるとOKWAVEのほうが早いけど) おもに女性が利用しています

Q&Aというよりは掲示板みたいに投稿していきます。(かつて人力検索はてなにあった「いわし」みたいなもの)

話題になった投稿読売新聞夕刊の「発言小町」ページに掲載されることもあります

「これポチ投票」といった、質問に「面白い」「びっくり」といったボタンがあり、ワンクリックするだけで質問投票できる機能があります。(これに似た機能も数年前までは人力検索はてなにあった)

OKWAVE

2000年1月のインターネット黎明期人力検索はてなよりも早く開始したOKWAVE2005年10月まではOKWebという名称でした。

といった、質問サイトだけを専門におこなっている会社なだけあり、はてなやその他の競合サイトでは搭載されないような機能を搭載しています

なお、スマートフォンの普及が進むなか、フィーチャーフォン (ケータイ) でも利用可能なのは、いまでも根強くフィーチャーフォンを利用している人にはうれしいサービスといえそうです。

ただし、セキュリティ関係上古い機種ではアクセスができない場合もあり (これはOKWAVEに限らずHTTPSを利用しているすべてのサイトでの問題) 、その場合機種変更必要ですが、ドコモ場合は「フィーチャーフォン」は2015年11月発売の機種で最後になり (出荷も2016年で終了)、それ以降のケータイは「ガラホ」とよばれるものに変更され、ガラホの場合スマートフォンサイトをすべて表示できるため、この問題アクセスできないのはかたくなに古い機種を使い続けている人くらいですが。

Sooda!

正確な開始時期は不明、ただ著作権表示などをみるかぎりおそらく2004年に開始したサイトです。2008年9月まではよくばり相談室という名称でした。

質問への回答には会員登録必要ものの、質問自体には会員登録不要なので、いろいろ会員登録はしたくないという人には便利です。

質問してから回答がつくまでのはやさが最大の特徴で、質問から1時間もすれば高確率で回答がつきます。(いまではYahoo!知恵袋などにおされ高速回答はそこそこの確率ということになってしまいましたが) そのため、各質問ページでは質問から回答までにかかった時間も表示されるようになっています

Yahoo!知恵袋

2005年11月に (正式版が) スタート。Yahoo! JAPANのIDで利用しますが、日本では (検索サイト比較した場合) GoogleよりもYahoo! のほうが人気があるくらいなので、Yahoo! JAPANのIDをもっている人はかなり多いです。とりたいIDをとるのがむずかしいくらい。スタート当初はあまりの人気にサーバーがダウンしたそうです。

現在でも人気度は数ごとにあたらしい質問投稿されるくらい。(数多くのサイト提携しているOKWAVEですら数ごとの新規投稿なのでYahoo!利用者の多さがうかがえる)

Yahoo!知恵袋の総質問件数は1億8250万件以上。人力検索はてなは37万件以上、OKWAVEでも817万件以上で、他の人力検索サイトではみつからなかった質問Yahoo!知恵袋ではみつかるくらいの件数です。

スマートフォンへの対応積極的で、スマートフォンWeb版よりアプリ版のほうが多機能、そして返信でアプリに通知がきたりといった便利機能を多数搭載しています。(はてな場合はてなブログアプリを利用するかメール通知を設定すると通知してもらえるけど追加機能特にない)

また、フィーチャーフォン版は終了しているというところからも、スマートフォンへの対応積極性がうかがえます

最近パソコンよりもスマートフォン利用者数のほうが増えたといわれていますが、スマートフォンへの対応の早さも利用者数を増やした要因だといってもいいのかもしれません。

Quora

2010年6月米国で開始した黒船サイト

Google+Facebookアカウントのように、実名での登録必要ですが、グローバルなサイトである (Yahoo!知恵袋日本版米国版が別になっているのでローカルサイトである) ことから世界的に利用者がおおく日本人質問や回答する例も多くありました。

2017年11月に晴れて日本語対応海外サイトですが日本利用者数の増加に期待がもてるサイトです。

ASKfm

2010年10月ラトビアで開始しましたが、他の人力検索サイトとはおおきくことなり、質問したい人はきになるユーザーをえらんでえらんだユーザーにのみ非公開の質問投稿、それを受信したユーザーがその質問に答えることではじめて質問と回答が公開されるというスタイル運営しています。おもにともだちかTwitter相互フォローユーザーがいる場合使用できそうです。

SNSからの利用を前面におしだしており、アカウントはASKfmのアカウントのほか、FacebookInstagramTwitter、VKのアカウントも利用できるようになっています

投票機能もあるようで、ASKfmの公式アカウント投票機能使用されています

チエノワ

2011年10月に開始したサイトで、必要のない情報フィルターできるというのが最大の特徴です。(本当に自分にとってほしい情報だけを表示できる)

ただ、利用者数が想定どおり伸びず (5600件ほどの質問投稿されているがほとんどが回答0) 、2017年12月にチエノワは終了することになりました。人力検索はてなの比にならないほどしずかなサイトでした。

LINE Q

2013年12月に開始したLINE Qは、もはや社会現象ともなっているLINEアカウントログインできるため、「アカウント利用者を集めた」といってもいいようなサイトです。質問に回答すると、LINE Qポイントがたまりますが、LINE QポイントLINEポイントに交換できるため、LINE QでためたポイントLINEの有料スタンプを手にいれるといったつかいかたをする人も多かったのかもしれません。

ピッタリアンサー (ベストアンサー) の次点であるGoodを選択する機能もあり、質問者は良いとおもった回答を実質2つまで選択できるという変わった特徴をもっていました。

LINE Qの開始からいままで6099万5904件の質問投稿されてきたLINE Qですが、新規質問登録は終了し、2018年1月にLINE Q自体が終了することになりました。総質問数ではYahoo!知恵袋より少ないものの、勢いはYahoo!知恵袋より上だったため、もしこのままLINE Qが続いていたらそのうち質問数でLINE Qが逆転していた可能性もありました。

教えて!goo

2015年1月にOKWAVEから独立して開始した「教えて!goo」。(2015年1月以前の特徴についてはOKWAVEの項目を参照)

回答の表示順を、「ベストアンサー優先」(ベストアンサー設定後) 「新着順」「回答順」で並び替えられるため、読みたい順番で回答を読むことができるので、地味に便利です。

最近運営質問投稿することも多くなり、人力検索サイトというよりはキュレーションサイトとしても楽しめるようになっています

また、古い質問などは質問者回答者共にもう二度とみなくなるケースもおおいのですが、そういう古い質問でも運営者の巡回により時代の変化に合わせて (たとえば最初の回答以降に法律が変化したなどで) 補足回答することもあり、古い質問でも最新の時代にあわせた回答をみることができます

a-kuma3a-kuma3 2017/11/26 01:44 回答拒否されてる人が質問のコメントができなくなったのが 2013年8月のこと。
http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatenaquestion/20130805/1375672032

a-kuma3a-kuma3 2017/11/30 00:14 競合サイトは、teratail と stackoverflow が記載されていると、良いなあ、と思ったり。

portal18portal18 2017/12/04 22:31 >回答拒否されてる人が質問のコメントができなくなったのが 2013年8月のこと。
これは書いておいたほうがいいですね。余裕ができたときに追加しておきます。

>競合サイトは、teratail と stackoverflow が記載されていると、良いなあ、と思ったり。
teratailは知りませんでした。しかし、後述の理由で追加は見送ります。

Stack Overflowや、ほかにもマイクロソフト コミュニティなども追加するのも考えましたが、人力検索はてなのようにジャンルに関係なくどんな質問でもできるサイトだけをこの記事に書くことにして、特定のジャンルにかたよったサイトはこの記事からは除外することとしました。ご了承ください。