<ポジティブ心理学の教え28> レジリエンス
<ポジティブ心理学の教え28>
レジリエンスとは「ストレスフルな仕事が増えたりや困難な状況が大きくなった時に、乗り越える(
力」のことです。例えていうと「曲がっても元に戻る竹のしなやかさのように、生きる力」です。
ハワイのカウアイ島での学者のポジティブ心理学者の研究成果やイリノイの電話会社での研究成果から、乗り越える力が強い人はそれなりの特徴があることが分かりました。
そして、その困難を乗り越える力は、学習できることも分かりました。
(Max コメント)
写真はレジリエンスのトレーナー資格を私に与えてくれたナン・ヘンダーソン博士です。
レジリエンスをもたらす力を『プロテクティブ・ファクター』と呼びます。
たとえば、「社会とのつながり」
平たい言葉で言うと、「心の内を話せる友達・親・兄弟を持ている」です。
あなたは気軽に相談できる友達が何人でしょうか?
良い人間関係を持っているが多いとレジリエンスが高くなります。
逆に言うと、孤独はストレスに対して、とても、もろい状態です。
普段から本当の自分の気持ちを話せる友達を持っておきましょう。
もう一つは、「問題をとらえる視点」
あなたは、難しい問題が目に前にあるときにどう捉えるのでしょうか?
「どうにも手を出すことができない」と思えば乗り越えることができないですよね。
「私には出来るのだろうか?」と思っても、前には進めないものです。
「どうしたらこれを解決できるだろうか?」
「その状況に対応してどのようにするのがベストだろうか?」という視点で問題を見ることができたら、その問題は解決できます。このように、問題をみる視点をどこに置くかがレジリエンスを高める一つの方法でもあります。
他にもいくつかありますが、長くなるので省略します。また、いつか・・・。
先週の土曜日にPPAL(ポジティブ心理学応用研究会)で話した内容の要点です。